ロクマルサミットは、仕事でもない、ボランティアでもない、
60歳からの生き方をともに考える会です。
日時:平成27年6月6日(土)午前11:00〜午後4:00
内容:対談「裁判所書記官から和の伝道師へ転身。その訳は?」
“和のたしな美塾”主宰の宮本季依に焦点をあてて、
信用や地位があって上等そうに見える国家公務員なのに、
どうして退職したのか、
裁判所書記官から和の伝道師へ転身した理由などを、
対談形式でお話ししました。
ランチ 月島名物もんじゃ焼き
ランチ後 佃島散策ご案内
ご感想は次のとおりです。
☆「日本人の忘れもの」という宮本さんのリーフレットの中にありますように、
私も日本舞踊の中でそれを表現していきたいと思っています。
同じ思いですね。それぞれ共に活動していきましょう。(Bさん)
☆宮本さんは落ち着いて整理してお話してくださるので、
ご参加の方もとてもわかりやすかったと思います。
当社発行誌『みんなのキッチン(7月号)』に掲載。(有澤さん)
☆もんじゃ焼きランチが大変美味しくて、また来たいと思いました。(Cさん)
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『みんなのキッチン(7月号)』記事内容
「60代から最高の仕事に出会うために
裁判所書記官から和の伝道師へ」
20年間にわたり裁判所速記官、その後15年間、裁判所書記官を務めたのち「和のたしな美塾」を
立ち上げた宮本季依さん。日本の文化を世界に発信したいと歩みを進める。
■日舞との出会いが今の仕事につながった
出産後に体調を崩していたときに日舞に出会い、これをきっかけに急速に和の文化に目覚めていく。
「日舞は前からとってもやりたかったことなんです。おかげで元気になり、やがて、日舞をするために働こう、と」。その後は仕事と育児、日舞、さらに放送大学で学ぶという多忙な生活を送ってきた。
退職したのは53歳のとき。「60歳定年は世間が決めたこと。自分では、この仕事では役目が終わったと思った」。その後『江戸の女性が大切にしていた八つの知恵』を著し、これをベースに講座を開く。江戸の庶民文化、女性の生き方など、主に江戸に焦点を当てて発信し、学ぶ中で「日本人の忘れものを今、拾っているような気がします」と語る。一方で「裁判の中では和解という制度がありますが、これは日本だけなんですよ」など宮本さんならではの話も、「和」文化への関心を刺激する。
■江戸の女性たちに学ぶ「これからの楽しみ方」
宮本さんの著書には「江戸女たちは隙間ビジネスで稼ぐ」など現代に通じる話も多く、それらはロクマルサミットの理念にも共通する。「これからのシニア女性は元気で美しく、ある程度のお金でやりくりして楽しんでいける世代」と語る宮本さんの姿は、江戸の女性のしなやかな生き方に通じるものがある。
“和のたしな美塾”のリーフレットと著書『江戸の女性が大切にしていた八つの知恵』
佃島散策