古文書を楽しむ会

『古文書を楽しむ会』(毎月1回定例・毎月第3土曜日)

昔の崩し字はなんと書いてあるのか分からない、
これが少しでも読めるようになれば、もっと興味を持って深く歴史を読み解けるのに・・。
そんな経験はありませんか。

モーツァルトのオペラだって、あんなに高尚に聴こえるのに、実はたわいのない会話だったり、そんなことをよく耳にします。

古文書、例えば「旅日記」を読むと、九州の武士が江戸までの旅で経験したごくごく普通の日常のことを書き綴っていたりして、
文章が読めると、その人物に親近感を持つこともできます。

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『第17回目 古文書を楽しむ会』

日時:平成31年5月18日(土)10:0012:00
            (和菓子・お抹茶つき)

講師:野口 明氏

内容:『衣食訓』の読み
<江戸の豆知識>江戸のリサイクルについて

受講費:2,000円(お抹茶、和菓子付き)

☆会の終了後は有志でランチに。(それぞれご負担)

 

変体仮名を読むのは、まるで謎解きのようですが、
頭の体操になります。

何度も読んでいるうちに、よく出てくる文字が読めるようになると、本当に楽しいものです。
内容が理解できるようになると、現代とは違う現実や状況を知ることができて、しみじみ感動します。



野口講師から・・・

「古文書は・・」という難しいことは抜きにしたいと思います。
今でも看板にあるような変体仮名や日本の書体の変遷なども軽く面白くご紹介し、江戸時代の子どもたちが習う字はどのようなものだったかなども説明します。

一行ずつ読んでいきながら、何度も出てくる字を発見すると、面白みも増してきます。
先生から現代訳も渡してくださるので、ご自分で復習にもなります。

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変体仮名は難しい・・・。それは書いてみることです。
ご自分の名前を、アートに描くことから始めてみませんか。

こんな講座も行なっています!

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☆「古文書を楽しむ会」では、こんなことをやってきました。☆

第16回目は、

日時:4月120日(土)10:00~12:00

講師:野口 明氏

内容:『衣食訓』の読み
<江戸の豆知識>江戸の衣服

第15回目は、

日時:3月16日(土)10:00~12:00

講師:野口 明氏

内容:『衣食訓』の読み
<江戸の豆知識>江戸のファストフード

 

第14回目は、

日時:2月16日(土)10:00~12:00

講師:野口 明氏

内容:『衣食訓』の読み
<江戸の豆知識>江戸の食卓

第13回目は、

日時:1月19日(土)10:00~12:00

講師:野口 明氏

内容:『衣食訓』の読みを行います。
平成最後の年に因んで年号の決め方のお話

☆会の終了後、新年会を実施。


新年会だけのご参加でも大歓迎!
江戸料理
・「豆腐百珍」より
・胡椒を使った江戸料理
・月島名物
・
日本酒

など

(実費徴収)

 

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講師紹介

野口明氏

昭和24年生まれ。本業は40年以上のベテラン電気工。
子供の頃から時代劇が好きで、よく東映の映画館に通い続ける。
平成20年放送大学教養学部卒。平成24年放送大学院卒。両卒業論文のテーマは日本の近世史。
江戸時代の貨幣、暦、時刻などに興味を抱くようになり、崩し字に出会うと何と書いてあるのか、卒論に取り組む頃から本格的に古文書の勉強を始める。
現在放送大学教養学部に在籍し、サークル活動「古文書を読む会」の副会長を務める。
生涯学習2級インストラクター取得。
NHK
通信講座古文書を読む解説実践コースで研鑽中。
ボランティア活動として、佐倉の国立歴史民俗博物館の「第3室 近世の寺子屋」で古文書体験コーナーで活躍中。
同じく佐倉文化財ボランティアガイドとして、武家屋敷、旧堀田邸、順手堂記念館で活躍中。

☆ご参加お待ちしております。