【七十二候から】44 「鶺鴒鳴く(せきれい なく)」

【七十二候から】44

「鶺鴒鳴く(せきれいなく)」

皆様、おはようございます。

「白露」の次候。

鶺鴒(せきれい)が鳴き始める頃です。

身近に見かける可愛らしい小鳥。

でも、すばしっこくて、すぐ逃げてしまいますね。

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尾の長い小鳥、白鶺鴒(はくせきれい)が歩く時、

長くスマートな尾を上下に振りながら地面を叩くようにする仕草を

「石叩き」「岩叩き」「庭叩き」と呼んでいます。

『古今集』では、鶺鴒を「稲負鳥(いなおせどり)」と詠まれているといいます。

これは鶺鴒が鳴く頃に、人が稲を背負って家の中に入るからとか。

稲刈りの時期でもあったのですね。

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『日本書紀』にも登場する鶺鴒です。

なんと、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が結婚したものの,

どうして子を持つか分からずにいたところ、

尾を振る様子からその仕方を教えたのが鶺鴒だったというのです。

そのおかげで、二神は日本国の国生みを遂げることができたということです。

「恋教え鳥」「嫁教え鳥」という異名もあるようです。

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こうしたお話から、鶺鴒は皇室の結婚の儀にも縁が深いとか。

チチィ、チチィと鳴くこの小鳥、日本の国生みでも活躍し、

古の昔より愛されてきたのですね。

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