隅田川花火大会5「花火は一発一両」

おはようございます。

昭和36年まで行われていた「両国川開き」。

その後途絶えていたのですが、

昭和53年から「隅田川花火大会」と名称を変え復活しました。

隅田川上流の2か所、桜橋と厩橋で現在花火が打ち上げられています。

江戸では花火一発の相場が一両。

この一両が一瞬のうちに消えてしまうさまを詠んだのが

一両が花火まもなき光かな」(松尾芭蕉の弟子榎本其角)です。

花火は、仕込みに手間がかかり、冬の間から取りかかって、

やっと夏に間に合うほどだったそうですよ。

丹精込めて一つずつ作られたので、とても高価だったのです。

ですから、船宿や料亭がスポンサーとなり、この期間はお客の値段にも含まれます。

庶民は橋の欄干から眺めていれば、お金もかからず、天下泰平ですね。

夏の花火、これから本番ですね。どうぞお楽しみください。

どうぞ本日も佳き日をお過ごしくださいね。

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