おはようございます。
昭和36年まで行われていた「両国川開き」。
その後途絶えていたのですが、
昭和53年から「隅田川花火大会」と名称を変え復活しました。
隅田川上流の2か所、桜橋と厩橋で現在花火が打ち上げられています。
江戸では花火一発の相場が一両。
この一両が一瞬のうちに消えてしまうさまを詠んだのが
「一両が花火まもなき光かな」(松尾芭蕉の弟子榎本其角)です。
花火は、仕込みに手間がかかり、冬の間から取りかかって、
やっと夏に間に合うほどだったそうですよ。
丹精込めて一つずつ作られたので、とても高価だったのです。
ですから、船宿や料亭がスポンサーとなり、この期間はお客の値段にも含まれます。
庶民は橋の欄干から眺めていれば、お金もかからず、天下泰平ですね。
夏の花火、これから本番ですね。どうぞお楽しみください。
どうぞ本日も佳き日をお過ごしくださいね。
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