三味線音楽No.1
今日は庶民の音楽としての三味線音楽の始まりについて、
少しご紹介します。
平安時代の貴族は雅楽を、鎌倉時代の武士は平家琵琶を、
室町時代の以降の武士はそれに加えて能楽を楽しみ、
庶民は笛や打楽器などを楽しんでいました。
室町時代の以降の武士はそれに加えて能楽を楽しみ、
庶民は笛や打楽器などを楽しんでいました。
室町時代に鉄砲やキリスト教の伝来に次いで、
三味線の祖型になる楽器が大阪の貿易港の境に上陸しました。
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三味線の祖型になる楽器が大阪の貿易港の境に上陸しました。
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それが、南の琉球(沖縄)の三線(さんしん)という楽器で、
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胴が錦蛇の皮でくるまれた三絃の楽器であったそうです。.
三線の胴体は蛇皮なので、しばらくすると破れてしまいます。
でも、日本には大きな蛇の皮を調達することはできなかったので、
手近な皮を張って工夫した結果、猫や犬の皮を張った現在の三味線が誕生しました。
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最初に三味線音楽に関わったのは琵琶法師でした。
やがて、そこから、主として歌曲を旋律的に聞かせる「歌い物」と、
物語を劇的に聞かせることを主眼とした「語り物」という、
二つの大きな流れの発展していくことになるのですね。(つづく)