長月(ながつき)が終わり、神無月へ


今日から10月(神無月)とは、時の流れのなんと早いこと。

9月の和風月名を書こうと思っていたら、もう昨日で9月も終わり。

9月は「長月(ながつき)」と呼ばれますね。

秋分のを過ぎると、昼より夜が長くなる月だから、秋の夜長の「夜長月」

「稲刈月(いねかりつき)」から「い」と「り」が略されて、

「ねかづき」から「なかづき」を経て「ながつき」になったとか、

「稲熟月(いねあがりづき)」を略したのが「ながつき」だとか、説があります。

いずれにしても、稲がたわわに実る月ですね。

9月の中秋の十五夜、十六夜は美しかったですね。

10月は十三夜(旧暦9月13日)を楽しめます。

これは「後の月」とか「名残の月」とも呼ばれ、9月の十五夜月に劣らないほど

美しいとして愛でる日本独特の風習です。

秋の夜長は虫の音を楽しみ、新米、山や畑の恵みを楽しむいい季節ですね。

でも、食べ過ぎにはご用心。

人もこれまで蓄えてきたものの実りをゆっくりと楽しむ、

そんな季節でありたいですね。
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月光