おはようございます。
命二ツの中に活きたる桜かな (松尾芭蕉)
芭蕉が、同郷の旧友服部土芳(とほう)と20年ぶりに再会したときに詠んだ句です。
二人の命が再会に喜び合っているところで、満開の桜をふと見上げると、桜がより
一層いきいきと目に映ったという様子が描かれています。
二人の命と咲き誇る桜の命の輝きを表現しているのですね。
春の桜は、花王とも賞賛されて、日本人にとっては格別の花です。
花といえば、桜であり、日本を代表する花でもありますね。
山桜、ヒガンザクラ、ソメイヨシノなど白生種だけで3種類以上、栽培種を加えると数百種に及ぶといわれています。
朝空気の澄んだとき、夕暮れの静かな光の中で、桜は美しい存在感を表しています。
先日、3月30日に、新宿御苑で写真の撮影をしました。
早朝、ほんのりと桜の香りが漂っていました。
雨風がどんどん強くなっていきましたが、比較的人出は少なく、
青いビニールシートも敷かれていなかったので、
撮影のロケーションとしては最高でした。
以下の写真は、岡本好美さん撮影の撮影風景写真です。
山桜、ヒガンザクラ、しだれ桜、ソメイヨシノなど、たくさんの種類の桜が咲いていました。
地面につくほど垂れ下がったしだれ桜など、満開の桜の中で、
びしょぬれになりながらも、幻想的な雰囲気が醸し出されました。
桜とともに過ごせたことは幸せでした。
外国人の観光客と
写真撮影は、日本人としての着物姿と調和した四季折々の風景を是非外国の方々にも見てもらいたいという思いから始めました。
写真は、いつも岡本好美さん(ハワイアンヒーラー)の妹さんの岡本和代カメラマンにお願いして撮影していただいています。
女性ならではの、微妙な心を映し出してくださる写真家です。
→ ご連絡先はこちらです。
四谷の桜並木にて
下の2枚の写真は、お正月の明治神宮御苑と新宿御苑での撮影風景です。
明治神宮御苑にて
時が過ぎてみると、そのときの様子をまた懐かしく思い出します。
よい写真が出来上がることを心待ちにしているところです。
本日も最後までお読みださり、ありがとうございました。
幸多き一日をお過ごしくださいね。
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