両国の花火大会の由来

おはようございます。

 

7月は、稲穂が育つ含月(ふくみづき)とか、

七夕に詩歌を献じる文(ふみ)の月と言われます。

 

今日は、山開き・川開き・海開きの日ですね。

もう夏本番も間近に感じます。

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川開きは、川遊びをすることが許される最初の日。

両国の川開きが有名ですね。

江戸時代は旧暦5月28日から3ヶ月間は納涼期間といって、

毎日のように花火が上がり、船宿が大繁盛したそうです。

これは、享保18年(1732)から始まったということです。

 

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この前年には大凶作で餓死者が約百万人も出てしまい、

江戸市内でもコロリ(コレラ)が大流行して、

たくさんの死者が出ました。

大変なことだったのですね。

 

そのため八代将軍吉宗が開催したのが

死者の魂を供養するための水神祭(すいじんさい)でした。

 

その時に上げられた花火が名物となって、毎年、川開きから8月いっぱい、

雨天の日以外には連日花火が上がるようになりました。

 

団扇とすだれ

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両国の花火大会は、現在「隅田川花火大会」として引き継がれています。

 

夏の風物詩「隅田川花火大会」が元をたどれば、

死者の魂を供養するためのものだったのですね。

 

 

今年は浴衣を着て、団扇を片手に、花火大会に行きませんか。

 

浴衣のたしな美講座を7月7日に行います。

男性のために清潔感を保つポイントも伝授します。

下記をご覧ください。

 

 

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

今年半分の初日がスタートしました。

佳き日になりますように。

 

 

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“和のたしな美塾” 講座

【浴衣のたしな美&テーブルマナー】

7月7日(月)午前10:00~12:00

東京都中央区明石区民館

 

櫻本ゆかりさんから男性のスキンケアのお話、

女性のワンポイントメイクアップなどをしていただきます。

 

お時間がありましたら、ぜひいらしてください。

https://www.facebook.com/events/538678939588041/

 

 

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