立春〜春は名のみの風の寒さや〜

おはようございます。

「早春賦」

 

春は名のみの 風の寒さや

谷の鶯 歌は思えど

時にあらずと 声も立てず

時にあらずと 声も立てず

 

 

二十四節気では、今日から春になりますね。

立夏の前日までが春といわれます。

 

春とは名ばかりで、立春は寒さのピークとなり、明日からの寒さを「残寒」または「余寒」といいます。
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つらら1
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立春は、農作業にとっても重要な日です。

「八十八夜」

「二百十日」

「二百二十日」などの起算日になりますね。

 

 

 

氷融け去り 葦は角ぐむ

さては時ぞと 思うあやにく

今日も昨日も 雪の空

今日も昨日も 雪の空
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早春賦

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でも、植物の葦も、芽を出し始めています。

春はもうそこまでやってきました。

 

 

 

 

春と聞かねば 知らでありしを

聞けば急かるる 胸の思いを

いかにせよとの この頃か

いかにせよとの この頃か

 

 

 

「梅は春をひらく」と、禅宗ではいわれるそうです。
春を待つのではなく、自ら春を導いていくということですね。

「早春賦」のオルゴール曲
こんな素敵な曲がありました。


 

 

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自然は偉大ですね。

 

私たちも前を向いて一歩一歩行く、

そんな強さを梅の花や植物から日々教えてもらっています。

 

今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

佳き一日になりますように。
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メジロ5