皆様、おはようございます。
田んぼの稲が少しずつ黄金色になって、
今月の末にはもう稲刈りを迎えるという地域があるのですね。
友人の宮澤弘明さんのところでは、あともう少しということで、
太陽と天候の具合を見ているところです。
黄金の国ジパングという言い方は、田んぼの黄金色に輝くさまを言っているのではないかと、
思ってしまうほどです。
秋の収穫後にいただく新米ご飯は、本当に美味しいですね。
日本人に生まれて良かったと思う瞬間です。
お米の受粉のこと、意外と知らない人が多いかもしれません。
私の郷里米どころ宮城でも、今頃、イネは白い花を咲かせていると思います。
イネの花が開いているのは、午前中のたった2時間ほど。
しかも、受粉は10分から20分と言われています。
もちろんイネの花はいっせいに咲くのではなく、
穂の先のほうから下に向けて順に5日間くらいかけて咲くそうですが、
この受粉期間の短さには驚きます。
最も大切なこの時期に、台風がやってきたり、海に近いところでは潮の被害があったりすると、
イネは受粉できず、お米ができなくなります。
秋の収穫までを考えれば、本当に奇跡的なことなのですね。
先人たちは、その年の豊作を田植えの時から祈り、
丹精込めて水田を手入れし、お米を作ってきたのですね。
いろんな行事の中にその願いが込められています。
その心は今も変わらないと思います。感謝です。
イネにとっても大切なこの時期。
美味しいお米ができるように、どうか天候に恵まれますようにと、祈りましょう。
金曜日の今日、ちょっとリラックスムードで、いきたいですね。
今日もお元気に、行ってらっしゃ〜い。
We offer our heartfelt gratitude to rice and the earth.