おはようございます。
ラッセル・クロウ主演映画『ノア 約束の舟』はご覧になりましたか。
ノアの家族が作り上げた箱舟に、地上のすべての動物たちのつがいが
乗り込むシーンには感動しました。
リアルで壮大な映像は素晴らしかったです。
次の世界を創る希望として、動物たちは神から選ばれたのですね。
日本の農家ではかつて牛や馬と一緒に暮らしていたことを思い出しました。
彼らは農耕には欠かせない家畜であり、仲間だったのです。
私が小さい頃も、そんな家がまだ残っていました。
牛や馬が田んぼで働いているところも見たことがあります。
岩手盛岡市周辺では、「チャグチャグ馬っこ」という
農耕馬の勤労をねぎらい感謝するお祭りがあります。
この日は馬の安息日。
馬に華やかな飾り鈴をつけて、着飾った幼い子を馬の上に乗せて、市内を練り歩くのです。
そういえば、馬や牛の郷土玩具も東北には多数ありますね。
お馬さん、ありがとう。
牛さん、ありがとう。
壁一つ隔てたところでともに寝起きして、ともに生活をして、
そんな思いが溢れていたのでしょうね。
子どもたちは動物が大好きです。
純粋な心で彼らと向き合えます。
決して動物も損得など考えるわけがありません。
邪心もありません。
ノアの宿敵トバル・カインは人間がこの世界の絶対の支配者だと言い、
ノアとは対照的な人物として描かれていました。
私はトバル・カインとは違う。
果たして、自分もそうではないと言い切れるでしょうか。
人の心の中には多数の思いが混在しています。
自然と調和し共生してきた日本の先人たちの生き方を思い返すとき、
心の中は平和と穏やかさで満たされてきます。
本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
心優しい一週間となりますように。
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