おはようございます。
オリンピック選手の活躍に日々寝不足の方も大勢いらっしゃることでしょう。
今までの努力が報われるように、晴れの舞台で100パーセント力を発揮してくれることを祈っています。
「がんばれ、ニッポン!」
ところで、
いつから「日本(にっぽん)」と呼ばれるようになったのでしょうか。
『古事記』『日本書紀』には、我が国のことを
「大八州(おおやしま)」
「豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」
「葦原中国(あしはらのなかつくに)」
などと呼んでいたと書かれています。
その後、大和朝廷の勢力が広まって、政治権力の中心の「やまと」が
そのまま総称として使われるようになりました。
一方、中国は我が国のことを「倭(わ)」と呼んでいました。
『大宝律令』(701年)に初めて「日本」という国号が定められました。
その呼び名は、初めは「やまと」とか「ひのもと」でした。
そのうちに漢字の知識が広まって、奈良時代以後は「にほむ」と呼ばれるようになりました。
更に室町時代になって「にほん」とか「にっぽん」という読み方に変わってきました。
昭和の初期以来「にっぽん」という読み方に統一しようという運動がありました。
昭和9年(1934)に文部省の臨時国語調査会で「にっぽん」を正式名称とする決議がなされましたが、国家的制定にまでならず、現在に至っています。
ですから、今は「にっぽん」「にほん」、どちらも使っているのですね。
今日もお読みくださいまして、ありがとうございます。
暖かくして、お過ごしくださいね。
素敵な一日をお過ごしくださいませ。
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