和のこころと脳の働き

日本人は大自然と共に「一つの大きな命」として調和する民族だったということを書きましたが、

(「サムシンググレート」
http://blog.derivejapan.com/japanese-heart/something-great/  )

日本人は、右脳や左脳の働きにおいても、西洋人と比べて独特の働きをするという
ことです。

例えば、風の音、虫の音、川のせせらぎなど、左脳でとらえているのです。

西洋人は音全般を右脳でとらえ、雨や風、動物や鳥の鳴き声なども雑音として右脳で扱うということです。

日本では、「風」一つとっても、いろんな名前をつけていること、虫の音も鈴虫、松虫、クツワムシなど、ああ、面白い、虫の声と、音の違いを聞き分けることも、脳の働きなのですね。

だから、自然界の音をわびさびの世界に取り入れることができる感性が生まれるの
ですね。

大自然と調和して生きることが「一つの大きな命」と自然に感じられるのも、日本人

独特の脳の働きと感性が基盤にあるからではないでしょうか。

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安国寺ドウダンツツジの紅葉