二月の異名にはどんなものがあるのでしょうか。
月々の異名は、すべて旧暦で名付けてありますから、現代の太陽暦でいくと、一ヶ月ぐらい遅れています。
二月の異名。
「如月(きさらぎ)」にはこんな字が当てられています。
「衣替着」または「衣更着」
寒さが厳しいので、平素の着物の上に更に一枚重ねるとも言われます。
実はこれは誤りだという説もあります。
正しくは、
草木の再生としての「生更ぎ」
陽気がやってくるという「気更来」
のことを意味するようです。
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そのほかに二月の異名として、
「雪消(ゆきげ)月」
「早緑(さみどり)月」
「雁帰(かりかえり)月」
「梅見月」
「初花月」
「小草生(おぐさおい)」
「令月」
「麗月」
「仲月」
「春半(はるなかば)」
「梅津月」
「美景」
「恵風」
「星鳥」
などがあります。
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微妙な季節の変化をうまく表現していますね。
日本人ならではの繊細な感性です。
うっとりしますね。
今日もお読みいただきまして、ありがとうございます。
心豊かな一日をお過ごしくださいね。
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