日本の楽器「胡弓」の哀愁〜「おわら風の盆」

富山県八尾(やつお)の「おわら風の盆」。

八尾は立山連峰を越えて日本海から強い風が吹き込む土地。

この風が稲作に深刻な被害ともたらしてきたのです。

「風の盆」は、風を鎮める「風祭り」と「盆踊り」が一つになって変化した風習と
いわれています。

三味線と太鼓、胡弓の独特な調べにのって無言で踊る風の盆。

編み笠を深くかぶり、無言で踊る姿には、優美な色気が漂います。

胡弓の音色がもの悲しく、何とも言えない哀愁を誘いますよね。

この「風の盆」は明日3日までです。

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おわら風の盆