7月の呼び名もいっぱい〜文月も素敵

おはようございます。

 

7月も半ばに入りました。

こちら関東地方も梅雨明け宣言がそろそろではないかと言われています。

そちらはいかがですか。

 

「土用」というのは季節ごとにありますが、

夏の土用はは立秋(今年は8月7日)の前約18日間で、

土用の丑の日に鰻を食べるようになったのは、江戸時代からです。

この由来も面白いです。後日書きますね〜。

 

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7月の和風月名は文月(ふみづき、ふづき)です。

 

この呼び名の由来は、

 

7月7日、牽牛と織女の二星に詩歌を献ずることから、

7月に書物を虫干しする(曝書)ことから、

稲の「穂含月(ほふみづき)」や稲穂の「含月(ふくみづき)」という

稲作に結びつけることから、

 

こんな説から、文月と呼ばれています。

 

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7月はほかにこんな呼び名もあります。

 

二つの星が会うという意味で「愛逢月」

 

「秋初(あきぞめ)月」

 

「女郎花(おみなえし)月」

 

「七夕月」

 

「七夜月」

 

「涼月」

 

「蘭月」

 

旧暦では7月から9月までの3ヶ月が秋なので、

 

「初秋」「孟秋」

 

さまざまな呼び名が7月もありますね。

 

 

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「端居(はしい)」といって、

夏の夕刻、軒先や窓辺など部屋の端に寄って、

涼みをしていると、こういう言葉の意味が肌で感じられそうですね。

 

 

都会ではクーラーの室外機の熱風で、窓を開けておくことはできなくなりました。

 

下町でも、現在のようなマンションになる前は、

窓や戸を開けて通る風を楽しんだものです。

 

打ち水をしたり、釣り荵も風流でした。

 

暑さ本番を目前にして、それぞれ快適な涼を生活に取り入れていきたいものですね。

 

 

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

涼やかな一日をお過ごしくださいませ。

 

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