ハワイ流のおもてなし
11月29日の夜。
サンセットディナークルーズで、船の上で夕食を楽しんでから、ジャズの生演奏やフラショーを堪能しました。
ディナーのお世話役は、ケイランちゃん。
「鶏卵」と覚えてくださいということで、忘れられない名前です。
黒人の男性です。
浅黒い肌に化粧をして、ちょっとニューハーフっぽい感じ。
いやあ、でも、彼らのおもてなしは、最高でした。
途中でドリンクを注文しても、そつなくジョークっぽい軽妙さで受け答えをしてくれます。
デザートが出て、もうこれでディナーも終わりかなという頃、みんなでスタンドアップ。
前の人の背中から両手を両肩にかかて、輪になって、動き始めました。
そうこうしているうちに、中心をみんなで向いて、音楽に合わせて、彼らのリードで踊り始めました。音楽もディズコ調で踊りやすい。
YMCAだとか、懐かしのジョン・トラボルタを思わせる曲だとか、さすが日本人に合わせた曲のセレクト。
「ワイ・エム・シー・エイ」と歌って、体で表現しながら、
どどっと、どどっと、どどっと・・・
あ、それそれ、それそれ・・・っと、
「どじょうすくい」のポーズが急に出てきたり・・、
ぎゅっと心をつかんで離さない。思わす笑ってしまって・・。
どこまでもサービス精神旺盛で、踊りまくる、踊りまくる・・。
私たちも彼らと一緒に踊りまくる、踊りまくる・・。
お客様を楽しませるだけではなくて、自分もとことん楽しむ。
これがハワイ流なのですね。
今もケイランちゃんの底抜けの明るさを最高のおもてなしを思い出し、また彼に会いたいなあと、そう思わせる彼らのおもてなしは、やはり最高でした。