日本の神様5「国之常立神」

【日本の神様5

皆様、おはようございます。

今まで登場してきた神々五神を神五柱(いつはしら)と呼びます。

天地が現れて早い時期に成った特別な神様たちということで、別天神(ことあまつかみ)ともいわれます。

『古事記』では、次に登場する神々の時代を「神代七代」と呼びます。

その最初に現れたのが「国之常立神(くにのとこたちのかみ)」です。

国土がまだどろどろの状態の中で人間が住む大地を創った神です。

国之常立神は、国土がまだ混沌としている状態のときに登場し、

泥土を凝集させて生命力(神霊)が宿る大地を形成したとされています。

この大地の上で人間は生きて、さまざまな経験を積み重ねていきます。

この大地は私たち人間が魂の旅をする場所ですね。

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「神様カード」によれば、我を忘れて役を演じることに没頭してしまっている私たちを、

国之常立神(くにのとこたちのかみ)は笑って、気づかせてくれるといいます。

大地の上で色々な役を演じていることを忘れ、

その役そのものを自分だと思い込んで生きているのが私たちです。

舞台から客席に降りて、無心になって自分を客観視してみましょう。

日々背負っている重荷を下ろし、身も心も軽くなりましょう。

無垢な心に戻った時、

今までとは違う次元へ上昇するチャンスが到来します。

私たちは無限の可能性を持っているのですもの。

次のステップへと次元上昇しましょう。

夕陽