【七十二候から】9 「菜虫蝶と化す(なむし とかす)」

【七十二候から】9

「菜虫蝶と化す(なむし とかす)」

皆様、おはようございます。

今日は、啓蟄の末候「菜虫(なむし) 蝶と化す」日。

昨日までの寒さと雨が落ち着き、

今日はやわらかな春の日差しに包まれています。

冬を過ごしてきたさなぎが羽化して、羽を広げて蝶に生まれ変わる頃。

「夢の中で蝶なのか、蝶の夢の中なのか・・」

(古代中国の思想家、荘子の説話「胡蝶の夢」)

自分は本当は蝶なのに、人間になっている夢を見ているだけではないか。

夢かうつつか、うつつが夢か・・・

現実とは夢なのではないか。

そんな思いは、今も昔も変わりませんね~。

昔の人は蝶のことを「夢虫」とか「夢見鳥」と呼んでいたそうです。

優しい陽光の下で、重いオーバーをそろそろ脱ぎたいですね。

皆様、今日もすべては完璧、大成就でありますように。

いつもありがとうございます。

花と蝶