エイプリル・フールを迎えた日本の朝

おはようございます。

今日は、「エイプリル・フール」。

今日こそ「エイプリル・フール」であってほしいです。

消費税アップで、日本中朝から気ぜわしいですね。
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「エイプリル・フール」は、

18世紀ごろから西洋で行われる風習で、この日の午前中は社会に悪影響がない限り、

どんな嘘をついてもとがめられないという、いたずらが許される日とされています。

 

この日のいわれについては、いろいろな説があります。

 

その一つは、暦の変更にまつわる説で、フランス起源説です。

 

16世紀頃まではヨーロッパでは新年が今の3月25日にあたり、

この日から4月1日まで春分の祭りが行われ、

その最後の日には贈り物を交換する習慣があったそうです。

ところが、フランスのシャルル9世が、1564年に新しい暦を採用して、

新年を1月1日に改めました。

 

しかし、旧教徒の人々は、この改正を不服に思い、

4月1日の昔の正月をしのんで、

昔同様の新年のまねごとをしてふざけあって楽しんだのが起こりで、

それが次第に西洋の各国に広がって今日に至ったというのです。
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メジロ1

 

また一説には、東洋起源説として、

インドの仏教徒は、3月末の一週間、苦行をすることになっていますが、

その行が終わると、またもとの凡人に返ってしまうのを戒めようとする「揶揄節(やゆせつ)」から起こったともいわれています。

 

 

 

更に、これは面白い有名な話ですが、

1815年6月18日、ナポレオンが、前戦からの手紙をエイプリル・フールの悪ふざけと思い、

くずかごに放り込んでおいたため、援軍が間に合わなかったので、

ワーテルローの戦いで敗北したのだということです。

 

悪ふざけも度が過ぎると、大変なことになりますね。

 

 

日本は今日から消費税8パーセントにアップがスタートしました。

せめて午前中だけでも、5パーセントでいいのよと、そんなジョークが許されると
いいですね。

 

本日もお読みくださいまして、ありがとうございます。

 

幸多き、4月のスタートになりますように。
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折り鶴