【七十二候から】31 「温風至る(おんぷういたる)」
【七十二候から】31
「温風至る(おんぷういたる)」
皆様、おはようございます。
そろそろ梅雨が明け、夏の熱風が吹き始める頃。
梅雨が明けて、本格的に夏になる頃を「小暑」よ呼びます。
梅雨明けはいつ頃になるのでしょうか。
もうすぐですね。
梅雨明けの頃に吹く風を「白南風(しらはえ)」と呼ぶそうです。
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白い南の風と書きますね。
白は雲の色。
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「白南風」は、梅雨が明け、黒雲が去って空に巻雲や巻層雲が白くかかる頃、
そよ吹く爽やかな南からの季節風のことを、そう呼ぶのですね。
漁師さんたちが海へ出る目安としていました。
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七夕の今日、星に願い事をしましょうか。
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新暦ではちょうど梅雨の時期ですので、天の川が見えないことが多いですね。
織姫と彦星は、
雨のために天の川を渡れない時には、
それぞれカササギに乗って会いに行くといわれています。
天空を仰いで何も見えないとしても、
きっと二人は、今宵も一年に一度の逢瀬を楽しむことでしょう。
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「草主人従(そうしゅじんじゅう)」
オリンピックの7年後の東京招致は、日本が大きく変わっていく予感、期待感を心から湧き上がらせてくれますね。自分も何かしたい、でも自分は何をすればいいのだろう・・と思うことはありませんか。果てしない大空と広い大地のその中で
いつの日か 幸せを
自分の腕でつかむよう
松山千春の『大空と大地の中で』は、自分が元気を失った時、
私を助けてきました。今もそうです。
大地に立って、両手を広げて、体全体で風を、空気を、匂いをいっぱいに感じて・・
そうだ、一人じゃないんだ・・、涙が出てきます・・。
日本人は雨でも風でも自然界のものに、いろんな名前をつけてきました。
畑や海の仕事をする人も、そこに季節を知り、またその作業の目安にもしてきたのですね。
春一番(はるいちばん)
黒南風(くろはえ)・荒南風(あらはえ)・白南風(しらはえ)
白南風(しらはえ)
野分(のわき)
颪(おろし)
秋、台風とともにやってくる「野分」
稲作の生育にも被害を与えます。
今年も、日本全国、実り豊かになりますように〜!
黄金色に輝く田んぼとみんなの笑顔を思い描いて・・。(*^^*)
おれたちは自然に生かされている存在だあ〜。
お天道さまと水と草木がなくっちゃ生きられねえ。
すべての生き物と共生しているんでさあ〜。
江戸の人々は「草主人従(そうしゅじんじゅう)」と考えていたのですよ。
そして、エコライフを実践していました。
こういう生活を意識する中から、自分にふさわしい何かが見つかるはずです。☆
今日も素晴らしい一日をお過ごしくださいませ。
行ってらっしゃ〜い。♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪