七十二侯
Feb 19, 2016

【七十二候から】4 「土脈潤い起こる」

【七十二候から】4

「土脈潤い起こる(どみゃく うるおいおこる)」

皆様、おはようございます。

雨水」の初候。

昨日東京から郷里の宮城に来ました。

重たい雪が溶けて氷が溶け出し、降る雪も雨へと変わりつつあるようです。

アイスバーンから開放され、ドライバーは安心の心持ちですね。

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早春の暖かい雨が大地に降り注ぎ、すべてが潤い目覚める頃。

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江戸中期には、お伊勢参りが庶民の間で春の行楽として流行したそうです。

自由に旅ができないご時世でしたが、お伊勢参りは通行手形を認められたのです。

一生に一度でも行きたい庶民の夢。お伊勢参り。

江戸からお伊勢まで15日という長旅。

伊勢から京や大坂まで足を伸ばして、春を満喫したのでしょう。

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健脚ぞろいのこの時代。

春の旅はさぞかし楽しかったことでしょうね。

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皆様、今日もすべては完璧、大成就の日でありますように。

いつもありがとうございます。

紅梅

 

Feb 15, 2016

【七十二候から】3 「魚氷に上る(うお こおりにあがる)」

【七十二候から】3

「魚氷に上る(うお こおりにあがる)」

皆様、おはようございます。

昨日は春一番が吹き荒れた日となりましたね。

都心は強風のために電車の遅れもありました。

暖かくなってきて湖の氷が割れ、魚が跳ね上がる頃です。

冷たい水の中で若い魚たちが勢いよく動く様子に生命の躍動を感じます。

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命のよみがえり、再生、躍動感。

春って、本当に素敵!!

大自然は今日も様々な生きる力を私たちに与えてくれます。

さあ、今日も一歩前へ進みましょう。

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皆様、今週もすべては完璧、大成就の日でありますように。

行ってらっしゃ~い。

いつもありがとうございます。

梅とメジロ

 

Feb 9, 2016

【七十二候から】2 「黄鶯睍睆(うぐいす なく)」

【七十二候から】2

黄鶯睍睆(うぐいす なく)」

皆様、おはようございます。

春の到来を告げる鶯が鳴き出す頃。

春に先駆けて咲く梅の花を「春を告げる花」、

その頃に鳴く鶯を「春告鳥」と呼びます。

今ではあまり「うぐいすの粉」を目にしなくなりましたが、

鶯の糞には酵素が多く含まれていて、美白効果があるということで、

江戸時代には一般庶民から芸者衆、歌舞伎役者まで幅広く使われていました。

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鶯のさえずりを聞きながら、

お抹茶と鶯の練り切り~~春を感じる一服です。

ああ、ホッとする~~~。

皆様、今日もすべては完璧、大成就の日でありますように。

行ってらっしゃ~い。

いつもありがとうございます。💕

感謝しております。

鶯の和菓子

 

Feb 4, 2016

【七十二候から】1 「東風凍を解く(とうふう こおりを とく)」

【七十二候から】1

「東風凍を解く(とうふう こおりを とく)」

皆様、おはようございます。

今日は「立春」の初候ですね。

暖かい春風が吹いて、川や湖の氷が溶け出す頃。

まだまだ寒さが厳しいところもたくさんありますが、

旧暦の七十二候では今日から新年が始まります。

目の前に広がる新しい未来を心待ちにして、

今年も幸せいっぱいの時を過ごしてまいりましょう。

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暖かくしてお過ごしくださいね。

皆様、今日もすべては完璧、大成就でありますように。

行ってらっしゃ~い。

いつもありがとうございます。

ふきのとう

 

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