食文化の今昔
Aug 13, 2014

花のお江戸の底力3「お酒は下りものに限る」

おはようございます。

いつの世も、お酒は浮き世を忘れ憂さを晴らしたり、場を和やかにして

よりよいコミュニケーションをとるのに一役かっていますね。

江戸でも、男性も女性もよくお酒を飲んだようです。

現代のような清涼飲料水がない時代でしたので、お酒の心地よさはたまらなかったのでしょう。

「お酒は下りものに限る」ということで、

お酒だけは上方にかないませんでした。

文化文政期の頃、伊丹(現在の兵庫県伊丹市)の「剣菱」を文人の

頼山陽(らいさんよう)が詩の中で絶賛したことで、一躍有名になりました。

その頃の将軍の御膳酒は、伊丹製の新酒に限られ、

銘柄は「剣菱」「男山」「菊剣菱」だったそうです。

今でも「剣菱」は有名ですね。

今宵は冷酒などいかがでしょうか。

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8月20日(水)夜9時~

高橋珠美さんとUstreamで対談

~民事法廷で見てきたことなど~

チャンネル登録はこちらから
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“和のたしな美塾” 講座

8月28日(木)午後7時~9時

 花のお江戸の底力~色気より食い気~

→→ http://derivejapan.com/course/

8月30日(土)午後2時~4時

女性限定~浴衣でアンチェンジング

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Aug 12, 2014

花のお江戸の底力2「お江戸日本橋が原点」

おはようございます。

江戸は日本橋が原点です。

そこに京都、志賀、和歌山などからやってきた上方商人が
江戸文化の基礎を築いていきました。

その商人の中から今日の三越・伊勢丹、大丸、西川という日本を代表する企業へと
発展していったということです。

会社経営のノウハウの基礎はここにあったのですね。

江戸の初期、食も上方の文化風習がそのまま息づいていたのです。(つづく)

今日も水分をたくさん摂ってお過ごしくださいね。

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Aug 11, 2014

花のお江戸の底力1「江戸のファーストフード」

おはようございます。

食はエネルギーですね。人々の知恵と工夫と流通を活気づかせます。

江戸で生まれたファーストフードと言えば、 天麩羅、寿司、蕎麦など。

江戸庶民が生み出した料理の数々は今では高級品になっていますよね。

もともと江戸はだだっ広いところに江戸城しかなかったところから出発した
ようです。

上方から商人が大勢やってきて、江戸の食文化をまず作っていきました。

上方は天皇がおいでになるところ。

上方からくるものは「下りもの」と言われたのです。(つづく)

どうぞ今週もつつがなくお過ごしになりますように、お祈りします。

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“和のたしな美塾” 講座

8月28日(木)午後7時~9時

 花のお江戸の底力~色気より食い気~

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蕎麦

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Aug 3, 2014

かき氷2

おはようございます。

平安時代の特権階級の貴族もかき氷を食べていたようです。

宮中に氷を司る役所があって、貴族階級のために、

関西各地に氷をとるための池が540か所、

氷室が21か所用意されていました。

『源氏物語』や『枕草子』にも氷の話題が出てきます。

まだまだ庶民の口には入らなかったのですね。

炎天下、外を歩いて大汗をかいたときは、かき氷が食べたくなりますね。

どんなトッピングがお好きですか。

楽しい日曜日をお過ごしくださいね。

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“和のたしな美塾” 講座

8月28日(木)午後7時~9時

 たっぷり味わう江戸の食・江戸野菜

 ~恵比寿備屋珈琲店

詳しくはこちらをご覧ください。

→→ http://derivejapan.com/course/

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Aug 2, 2014

かき氷1

おはようございます。

天然の氷を利用するというのは、
ヨーロッパよりも日本のほうが進んでいたようです。

ヨーロッパでは、アレキサンダー大王が最初に主に雪を貯蔵する方法を採用したのが始まりのようですが、

日本では、古代から天然氷を冬に切り出して貯蔵する方法がとられていました。

天然氷の貯蔵庫を「氷室(ひむろ)」と呼んだということです。

(『日本書紀』仁徳天皇のころ)

8月最初の土曜日ですね。

どうぞお楽しみくださいね。

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“和のたしな美塾” 講座

8月28日(木)午後7時~9時

 たっぷり味わう江戸の食・江戸野菜

 ~恵比寿備屋珈琲店

詳しくはこちらをご覧ください。

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Jul 27, 2014

枝豆売り

「豆やぁ、枝豆ぇ。豆やぁ えだまめぇ」

夏は枝豆にビール。冷えた大きなジョッキが目に浮かびますね。

江戸市中では夕方になると、子どもを背負った貧しい裏長屋暮らしの女性が

ゆでた枝豆を入れた小ざるを抱えてやってきたそうです。

思わず目頭が熱くなってきますね。

「てやんでぇ~」なんて言いながら、

周りの人は鼻水をすすりながら、買ってあげていたのかもしれませんね。

枝豆とビール

人と人とのつながりって、

そんなところからも生まれるものです。

その乳飲み子が大きな心の人に育ったのかもしれませんよネ〜。

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“和のたしな美塾” 講座

8月28日(木)午後7時~9時

 たっぷり味わう江戸の食

 ~恵比寿備屋珈琲店

詳しくはこちらをご覧ください。

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ドイツビール

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Jul 18, 2014

江戸にもあったブランド野菜

おはようございます。

 

江戸時代には、「駒込茄子」「練馬大根」「谷中生姜」など、

 

地名と野菜の名前を組み合わせた野菜のブランド化が

 

起こったということです。

 

 

「練馬大根」なら聞いたことがあるけど・・。

 

 

「駒込茄子」は、巾着茄子と呼ばれるぷっくりとした形が特徴だったそうです。

 

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夏の野菜といえば「茗荷の子」。

 

これも有名だったのが「早稲田茗荷」でした。

 

早稲田のあたりが一面茗荷畑だったなんて、今では信じられませんね。

 

 

茗荷はたくさん食べると物忘れをすると言われていますね。

 

これは釈迦の弟子の槃特が

 

自分の名前さえ忘れてしまうほど愚鈍で、

 

彼の墓所には茗荷が植えられていたために、

 

そう言われるようになったのだそうです。

 

 

茗荷を食べたから物忘れが激しくなるというわけではなさそうですね。

 

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本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

暑さには気を付けてをお過ごしくださいませ。

 

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“和のたしな美塾” 講座

7月19日(土)

天職発掘 最強天活塾 ゲスト講師として
午後3時~銀座フェニックスビル
『江戸女性の自由でぶれない生き方を学ぶ』
~江戸の女性は自分軸を持っていた。
その秘訣は着物文化にあり。~

7月24日(木)午後2時半~
江戸女性の美学~恵比寿備屋珈琲店

詳しくはこちらをご覧ください。

→→ http://derivejapan.com/course/

 

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Jul 4, 2014

「ところてん」はお好きですか。

おはようございます。

 

トコロテンは、お好きですか。

酢醤油と辛子でいただく冷たい「トコロテン」は美味しいですね。

これからの季節、一時の清涼感に浸れる食べ物です。

 

 

トコロテンは、なぜ「心太」と書くのでしょう。

 

「トコロテン」という名が一般的になったのは、

江戸時代の寛永年間だそうです。

字は「心太」です。

 

 

冷茶

 

 

 

この字「心太」。実はすごい当て字なのです。

 

トコロテンは日本独特の海藻製品です。

テングサ類から熱湯によって寒天質を抽出して冷やし、

ゼリー状にしたものです。

波

 

なんと、このトコロテンは、奈良時代以前から食べられていたようです。

大宝律令にも、その名前が載っているとのこと。

 

平安時代に「古々呂布止(ココロフト)」と呼ぶようになって、

俗に「心太」の字があてられたのです。

 

「ココロ」はコル・コゴル(凝る)。

「フト」は餅のような食品。

ということで「ゴリゴリ固まった餅」という意味です。

 

 

ボート

 

 

 

室町時代になって、この「ココロフト」が「ココロテイ」へ、

そして「ココロテン」から現在の「トコロテン」と、転化していきました。

 

トコロテンを「心太」と呼ぶ飛躍した発想に、大らかさが感じられますね。

 

 

テングサはトコロテンの原料であることから「トコロテングサ」と呼び、

 

上の「トコロ」を省略して「テングサ」と呼ばれるようになりました。

 

 

平安時代に「心太」という字が当てられ、

それが江戸時代にポピュラーになったなんて、なかなか面白いですね。

 

週末にトコロテンはいかがですか。

 

 

トコロテン

 

 

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日も楽しい一日になりますように。

 

 

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“和のたしな美塾” 講座

【浴衣のたしな美&テーブルマナー】

7月7日(月)午前10:00~12:00

東京都中央区明石区民館

 

櫻本 ゆかりさんから男性のスキンケアのお話、

女性のワンポイントメイクアップなどをしていただきます。

 

お時間がありましたら、是非遊びにいらしてください。

https://www.facebook.com/events/538678939588041/

 

 

扇子と花

 

 

 

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Jun 28, 2014

「杜氏(とうじ)」の語源は。

おはようございます。

日本酒の発祥を見てみましょう。昨日の記事はこちらです。

宮崎県西都市の都萬(つま)神社には、

木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)が三人の御子に甘酒を作ってお乳替わりに飲ませ

たという伝説が残っていることから、この地が「日本酒発祥の地」とも言われるそう

です。

その周辺には木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)と邇邇芸命(ニニギノミコト)が

結婚生活をおくったといわれる伝承地が残っているということです。

『日本書紀』によれば、「木花咲耶姫がお米で祝い酒をつくり、お供えした」と

あって、このときの祝い酒が、現在のお神酒の始まりとされているということです。

この記述からも木花咲耶姫が初めて日本酒を作られたということが言われているの

ですね。

ジャーマンカモミール

さて、若い未婚の女性が作る「口噛み酒」ですが、

「大隈国風土記」では神祭りに使われていたということですが、

その後は姿を消してしまったようです。

でも、女性がお酒を作るという、日本人独特の女性崇拝の伝統は

明治以前まで続いていたということです。

この伝統は「杜氏(とうじ)」という言葉にも表れています。

これは、「刀自(とうじ)」という老婆や一家の主婦の尊称から、

また「家室(いえうじ)」という一家の主婦によって

日常の酒づくりが女性によってなされたことを物語っています。

奈良時代、中国から伝わった麹を発酵させてお米から日本酒を醸造してきたわけですが、

元々は女性が生み出してきたということは興味深いですね。

ピンクユリ

そのほかに、天然の木の実が発酵することからヒントを得て、

ぶどう酒も古くから中国地方では作られていたようです。

須佐之男命(スサノオノミコト)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)に飲ませたお酒は

ぶどう酒だったという説もあります。

『古事記』や『日本書紀』には、「八塩折(やしおり)の酒」を飲ませて、オロチを酔わせて退治したとあります。

八回も重ねて醸造したとろとろのお酒だったそうです。

神話とお酒、稲作とお神酒。

日本独自の女性崇拝の伝統。

日本の風土に合った日本酒は独特の伝統があるのですね。

ヤマシャクヤク

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

楽しい週末をお過ごしになりますように。

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“和のたしな美塾” 講座

7月7日浴衣のたしな美

7月24日江戸女性の美学

男性はいなせに、女性はあでやかに。

詳しくはこちらをご覧ください。

→→ http://derivejapan.com/course/

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Jun 27, 2014

お酒づくりの「醸す」の語源は。

おはようございます。

 

お酒を醸造するといいますね。

「醸造」は「醸(かも)す」という言葉を使い、

語源は「噛(か)む」からきています。

ピンク百合

 

最も原始的なお酒は、お米を口で噛んだものを吐き出して、

それを一定期間蓄えてつくったということです。

 

それは唾液の酵素の働きを利用したものですね。

 

「大隈国風土記」にも、口噛みのお酒の記述があります。

 

こうした口噛みのお酒作りはすべて女性によって行われました。

 

殊に、神のお祀りのときに捧げる「神酒(みき)」は、

若い未婚の女性が噛んだお酒でなければならなかったということです。

 

睡蓮白

もともと田植えは早乙女が行う風習があったり、

蚕の糸も若い女性の唾液を使ってつむいだりと、

そんな話を聞いたことがあります。

 

日本には独特の女性崇拝の信仰があったと考えられます。

 

紫クレマチス(ブルーダンサー)

明日もこの続きをお話します。

 

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

心踊る一日になりますように。

 

 

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“和のたしな美塾” 講座

7月7日浴衣のたしな美

7月24日江戸女性の美学

 

男性はいなせに、女性はあでやかに。

 

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梅和三盆

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