さろんど・たしな美塾
Sep 3, 2014

女性のための浴衣でアンチエイジング

私は着物や浴衣を着て、長く踊りをやってきました。

江戸の女性は自由でぶれない生き方をしていただろうなということを、

実際に着物を着てみると、経験的にそう思うのです。

「地に足がついた生き方」という言い方をしますが、

その「地に足がついた」というのは、

日本の伝統芸能にもそのヒントを見ることができます。

元々は、籾(もみ)を田んぼに撒いて、発芽して順調に稲が育つようにと、

田の神、地の神に祈ることから芸能が生まれましたね。

大地の神の霊を呼びさまし、五穀豊穣を願う。

大地からとれたお米や作物に感謝をしてを生きてきた。

そこに着物を着て行う芸能がいつもあった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そんなお話も講座の中でしています。

日本人の立ち振る舞いや考え方は、先人たちの生き方からきていたのですね。

興味がありましたら、是非いらしてください。

お待ちしていますね。

“和のたしな美”講座

9月15日(月)午後2時~4時

女性限定~浴衣でアンチエイジング・基礎編

 http://derivejapan.com/lessons/wano-manner/manner/

朝霧の真珠

 

Aug 29, 2014

和風ウォーキングでアンチエイジングを目指して

畳のへりや鴨居を踏むこと、それはいけないことだと、

子供の頃教わりましたね。

昨今は若いママさん、それがいけないんだという意識がなくなってきて、

我が子にも教えてあげることができなくなっています。

日本の生活様式の変化なのだと痛感します。

昨日の”和のたしな美塾”講座

「江戸のファーストフード VS 現代のファーストフード」で、

戦後の飛躍的に変わった日本食について見てみました。

1956年、住宅公団が「ダイニングキッチン」を取り入れた頃、

ちゃぶ台から洋式のテーブルと椅子の生活に変わり始めていったのですね。

あれから約60年余り。

日本の生活様式も変わり、日本女性のしぐさや身のこなしも変わってきました。

もともと日本女性が秘めていた美と健康を見つめていきたいと思います。

「大和撫子」でいてほしい。そう願っています。

明日、”和のたしな美”講座

8月30日(土)午後2時~4時

女性限定~浴衣でアンチエイジング

→→ http://derivejapan.com/manner/

女性の皆様、お待ちしています。

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Jul 10, 2014

木綿の心地よさ「浴衣」

おはようございます。

浴衣はこれからが本番ですね。

夏に向けてぜひ気軽に着ていただきたいですね。

 

木綿の肌触りの気持ちよさ、通気性のよさなどなど、味わってみると、

清々しいものです。

先日の「浴衣のたしな美講座」で、男性陣の浴衣姿はほれぼれするするようでした。

きちっと決まると、やはりいいものですね~。

もちろん女性もしっとりと、さすが大和撫子でした。

 

 

出目金

 

 

 

浴衣の歴史は意外と古いのです。

平安時代から始まりました。

上層階級の人たちが湯あみをするときに着用したのが始まりです。

麻の単衣の着物を着ました。

「ゆかた」は「湯帷子(ゆかたびら)」を略した名称です。

 

風鈴2

 

 

江戸時代になると、湯屋(銭湯)が発達して、湯上がりのくつろぎ着として

用いられたのです。

やがて庶民の普段着として、広まっていきました。

 

麻布は庶民にはまだまだ贅沢品でした。

江戸の天保の改革で、庶民にも倹約が強いられたことから、

木綿の浴衣が普及すようになったとも言われています。

それでも、庶民にとっては木綿も高価でしたから、みんな大切に着たのですね。

 

 

佃島

 

 

現代は夏の単(ひとえ)の着物として、

日中の外出時や花火大会、屋形船のお楽しみにも着用されるようになっていますね。

 

 

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日も笑顔の一日になりますように。

 

 

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“和のたしな美塾” 講座

7月19日(土)
天職発掘 最強天活塾 ゲスト講師として
午後3時〜銀座フェニックスビル
『江戸女性の自由でぶれない生き方を学ぶ』
〜江戸の女性は自分軸を持っていた。
その秘訣は着物文化にあり。〜

7月24日(木)午後2時半〜
江戸女性の美学〜恵比寿備屋珈琲店

詳しくはこちらをご覧ください。
→→ http://derivejapan.com/course/

☆8月30日(土)午後2時〜
マナー講座(着付などの生活に役立つ)開催予定。
詳細は追ってご案内します。

 

 

 

 

スイカと団扇

 

 

Jun 25, 2014

宮本喜恵子改め宮本季依〜自然への回帰〜

おはようございます。

宮本喜恵子 改め 宮本季依 となりました。

どうぞよろしくお願いいたします。

日本の繊細な四季から「」の字と

「衣」「着物」を表す「」の字で、

自然に回帰するようなイメージから創りました。

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ホームページのタイトル「Derivejapan(ディライヴ・ジャパン)」の

”Derive”(ディライヴ)とは、

「物事には由来や起源があるのでそれを探っていく」

つまり、

「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」

「温故知新」と思っています。

これからは「温故知新」を更に進めて、

未来を創っていくことになりますね。

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四季の中で育まれた日本人の気質。

日本の気候風土の中で生まれた着物。

心穏やかな、豊かで優しくて調和に富んだ国日本。

その自然への回帰の思いを込めて。

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桜の花びらがはらはらと舞い降りるとき、

皆様に愛と希望をもたらしますように、

いつもそういう願いを込めながら、

今後とも”和のたしな美塾”を行っていきたいと思っています。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

ピンクの花びら

 

いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。

微笑みが溢れる一日になりますように。

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“和のたしな美塾” 講座

7月7日は浴衣のたしな美です。

男性はいなせに、女性はあでやかに。

若々しく見えるポーズとメイク、

和食のテーブルマナーなどを行います。

詳しくはこちらをご覧ください。

→→ http://derivejapan.com/course/

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Jun 19, 2014

江戸のエコ社会から生まれた「冷やかす」

おはようございます。

“和のたしな美塾”講座 明日20日は、

「江戸庶民の生活術に学ぶ
『環境に優しいエコな生活創作術』」と題して、

講座を行います。

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「冷やかし」「冷やかす」という言葉も、

江戸のエコ社会から生まれた言葉です。

講座の一端をご紹介します。

日本では紙は大変貴重なものでした。

紙が日本に伝わったのは、538年。

朝鮮半島を経て中国から伝わったのです。

そのとき一緒に伝わったのは、仏教、筆や墨。   仏教とともに日本にやってきたという長い歴史を有していますね。

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江戸時代もやはり紙は非常に貴重なものだったのです。

寺子屋では半紙を表裏真っ黒になるまで使い、
その後、「紙屑買い屋」がやってきて、半紙を回収し、それが再生されていきました。

「紙屑買い屋」がちゃんとした商売として成り立つほど、

この時代にはれっきとした商売として世の中で需要があったのですね。

千代紙

回収された紙屑は浅草に集められ、大きな釜で煮てドロドロの状態にした後に、

枠に入れて引き延ばします。

紙すき職人は紙の材料を水に冷やす間、

一時(二時間)ほど手があくので、

その間に吉原をぞめき歩いたのです。

寺山町旧杉山家住宅

日本堤があった山谷堀がこの頃は清流で、紙すきが行われていたのですね。

「浅草海苔」はこの紙すきの成型法を取り入れて作ったといわれています。

吉原を覗き見していた紙すき職人たちは、

紙が冷えた頃にまた戻らなければならなかったので、

吉原者からは「冷やかし客」と言われ、相手にもされなかったということです。

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「冷やかす」「冷やかし」は、

今では買う意思もないのに商品をあれこれ見ることをいいますが、

語源をたどれば、

紙屑買い屋、浅草の紙すき、吉原と、当時の情景が浮かんできますね。

どうぞ講座に遊びにいらしてくださいね。

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

微笑みが溢れる一日になりますように。

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“和のたしな美塾” 講座。

6月20日は、

江戸庶民の「環境に優しいエコな生活術」から 女性の生き方を学ぶ。

☆メルマガご登録の方、講座料10%割引

詳しくはこちらをご覧ください。

→→ http://derivejapan.com/course/

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Jun 18, 2014

折り合いをつけて生きてきた日本人

おはようございます。

 

外国人が撮影した100年前の日本の風景の写真を見て、

日本人は何を得て、何を失ったかと問われれば、

複雑な思いにだれしもとらわれるものだと思います。

 

 

東日本大震災以来、どうしても目をつぶれない大きな問題に日本は直面しています。

そして、国内外を見回しても心配事はいっぱいあります。

 

 

昨日投稿した江戸の循環型社会について考える上においても、

人によってさまざまな捉え方があると思います。

 

 

青空と森林

 

 

 

さて、日本には「折り合いをつける」という言葉がありますね。

 

 

「折り合いをつける」というのは、

 

譲り合って解決すること。

人と人との関係を良くすること。

 

ですね。

 

更に、日本はお米や農作物をつくる上で、自然との「折り合いをつける」ことを
うまくやってきた民族だと思うのです。

決して対立したり、征服したりしてきたのではないのです。

 

 

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き


  ~宮澤賢治の「雨ニモマケズ」から~

 

のように、

穀物の実りの大事な時期に長雨や雹(ひょう)が降ったり、

突然霜が降りても、大自然の力に人間はかないません。

 

お米の花が咲くころに台風や潮の被害があって、お米の花が受粉できなかったとしても、人間の力は到底及びません。

おろおろして、涙を流すだけです。

 

 

秋の実り

 

 

 

日本人の気質を幾つか挙げてみます。

 

勤勉、真面目で、忍耐力に富み、相手に対してへりくだることを美徳とすること。

 

すべてを包み込んでしまう寛容さを持ち合わせていること。

 

生きとし生けるもののすべてに神性が内在することを無意識に認めていること。

 

争いを嫌い、和を尊び、大自然を愛していること。

 

これは自然との共生と調和の中で育まれた私たちのDNAがそうさせるのだと思います。

 

日本の「折り合いをつける」という言葉は、

 

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

~宮澤賢治の「雨ニモマケズ」から~

 

にもよく表れていますね。

 

 

白川郷

 

日の出とともに起きて、太陽に向かって柏手を打ってお天道様を拝していた日本人の姿に、外国の人はだれしも心を打たれ、畏敬の念をもったということです。

 

天地自然の中で生かされていることを先人たちはよく知っていました。

 

街灯がない時代、満月の明かりで用事を済ませることができて、ありがたい。

お米も作物もみんなお天道様のおかげで、ありがたい。

食する魚や肉も、その命をいただいて、ありがたい。

 

 

そんなことを見直すことこそ、今現代人は必要なのではないでしょうか。

 

 

森林

 

 

私は思うのです。

いつも歩く足下の道、乗る電車、仕事をしている建物やオフィス、

机や備品に至るまで、

「ありがとう」を言ってあげていますか。

いつも憤りや不満などばかりをぶつけてはいませんか。

みんな存在を認めてもらい、感謝されたら嬉しいのです。

 

周りのものに「ありがとう」を言い続けているだけで、

もう日が暮れてしまいそうです・・(笑)。

 

 

“和のたしな美塾”講座はそういう先人の心を大切にしたいと思っています。

そういうことをともに学びたいと共感くださる方をお待ちしています。

 

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

「ありがとう」が溢れる一日になりますように。

 

 

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“和のたしな美塾” 講座。

6月20日は、

江戸庶民の「環境に優しいエコな生活術」から

女性の生き方を学ぶ。

 

☆メルマガご登録の方、講座料10%割引

 

詳しくはこちらをご覧ください。

→→ http://derivejapan.com/course/

 

折り鶴

 

Jun 17, 2014

江戸の循環型社会を見つめよう

おはようございます。

 

『江戸の女性の自由でぶれない生き方講座』

私が作成しました小本『江戸の女性が大切にしていた八つの知恵』

をベースにして、今年の2月から講座を始めました。

大勢の方にご支援をいただき、少しずつ歩み始めています。

心から感謝しています。ありがとうございます。

 

講座の内容は、日本のこころを思い出す教養講座と、

江戸商人が大切にしていた人との関わりのポイントなどもロールプレイングの中で
織り込みながらの実践講座を行っています。

 

今月は、私たちの生活や生活の見直しに役に立つものをと考えまして、

江戸庶民の生活術に学ぶ
「環境に優しいエコな生活創作術」と題して、

 

日時:6月20日(金)午後2:00~4:30
場所:東京都渋谷区恵比寿4-4-11

「備屋珈琲店」恵比寿店

→ https://www.facebook.com/events/290432257798304/

 

を行います。

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お米は日本人にとって大切な食べ物ですが、

江戸の人たちは藁(わら)の用途にもいろんな工夫をしていたのです。

今日はそんなご紹介をします。

 

江戸時代には、藁がなるべく多くとれる品種づくりをしていました。

現代は、藁があまり出ないものに品種改良をしているのですが、

江戸時代には藁を最大限利用したのですね。

 

藁の半分を堆厩肥(たいきゅうひ)として、3割を燃料として、あとの2割を藁製品として用いたのです。

藁製品には、敷物、履物、米そのものを詰める俵、都市江戸でも男の履物としてのわらじや草履などがありました。

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燃料は燃やすと藁灰になって、農家は田畑に肥料として入れたり、灰を買う商売の人、灰買い屋が来て、紙すきだとか、釉薬(うわぐすり)にもしました。

はきつぶしたわらじや草履は、町の辻に捨てる集積所があり、それもまた堆肥にしたり、お風呂屋さんが燃料にしたりしました。

 

見事な循環型社会を営んでいた時代が、
今から160年ぐらい前まではあったのです。

まるで絵空事のように思われがちですが、

未来の日本や地球を考えれば、いろいろ考えていくことが必要な気がします。

身近なことから何かご一緒に考えてみませんか。

サクラ
本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

心豊かな微笑みの一日になりますように。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

“和のたしな美塾” 講座。

6月20日は、

江戸庶民の「環境に優しいエコな生活術」から

女性の生き方を学ぶ。

 

☆メルマガご登録の方は、講座料10%割引

 

詳しくはこちらをご覧ください。

→→ http://derivejapan.com/course/

 

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Jun 11, 2014

江戸を学ぶ今宵9時からの番組

おはようございます。

 

雨の季節。

今日のお天気はいかがでしょうか。

東京は雨のマークです。

女性は自分が好きな傘を持つと、雨の日もウキウキします。

ただ電車の中での傘の忘れ物には気を付けたいですね。
葉の雫

雨の日はすれ違う人同士の傘がぶつかり合いますね。

 

お互いに、互いの傘の雨の雫で濡れないように、

傘を相手と反対側に少しかしげる「傘さしげ」。

 

そんなしぐさが言葉を交わさなくても、だれとでも自然にできたら

素敵ですね。

 

赤い雨傘

 

江戸時代、人口が密集した狭いところで大勢の人々が暮らしていた長屋では、
それがごく普通に行われていました。

 

お互いが気持ちよく暮らす智恵が随所に見られたのです。

 

江戸の時代に当たり前に行われていたことを、

現代に見直そうということが今言われていますよね。

 

現代人が忘れかけているマナーの数々。

 

扇子と花

 

本日6月11日(水)午後9:00~10:00

 

京まちやスタジオのUstream配信で

チャンネル:http://www.ustream.tv/channel/km-studio

 

 

京おんなが学ぶ

江戸女性の自由でぶれない生き方に学ぶ講座 

 

『江戸の女性が大切にしていた八つの知恵』

 

「其の弐 江戸庶民の家庭生活の基本は共働き」

 

 

辻村 和子さんとの対談をいたしますので、是非ご覧くださいね。

 

 

チャンネル:http://www.ustream.tv/channel/km-studio

↑ ↑ ↑
ここをクリックしていただければ、ご覧いただけます。

 

 

江戸庶民は気楽でした。

現代人とは違うものの考え方、ライフスタイルをしていた江戸の人々。

新しい発見があると思いますよ。

 

本日もお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

幸せな一日になりますように。

 

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“和のたしな美塾” 講座。

6月20日は、

江戸庶民の「環境に優しいエコな生活術」から

女性の生き方を学ぶ。

 

7月7日は浴衣のたしな美で、

若々しく見えるポーズとメイク、

和食のテーブルマナーなどを行います。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

→→ http://derivejapan.com/course/

 

和傘1

 

 

May 28, 2014

扇子の使い方〜日舞と落語〜

おはようございます。

先日の”和のたしな美塾”講座で取り上げた清元『北州』。

2回に分けて行いましたが、

多くの方にご参加いただき、心から感謝しています。

ありがとうございました。

IMG_0639               1回目のご参加の皆様

『北州』は素踊り形式というものをとります。

舞踊家にとって素踊りというのは、大変に難しいものとされています。

素踊りというのは、扮装も大道具も特別に使わない踊りのことで、技量の善し悪しがはっきりと客様に分かってしまうものなのです。

IMG_1637              2回目のご参加の皆様

この『北州』は扇子一本で、武士、花魁、商人、馬子など20人ぐらいの人物を踊り分けていくのです。

扇子一本がいろんな描写に変身していきます。

IMG_0436             格子の中をのぞいている様子

いつかそれもご覧いただきたいと思っています。

IMG_0437               青簾を上げている様子

さて、落語でも、扇子はいろんな表現をする小道具として使われていますね。

舞踊では、その演目に応じてさまざまな扇子を使い分けますが、

落語では、扇子を「高座扇」といって、平手打ちの白扇だけに限られています。

それはなぜかというと、扇子を開いたときに絵や文字があると、そこにお客さんの視線が集まってしまって、効果が薄れてしまうからだそうです。

この扇子がさまざまな小道具に見立てられていることは、ご覧になっていて、お分かりかと思います。これは舞踊とも共通していますね。

閉じたままの扇子は、刀、槍、杖、釣り竿、竹竿、きせる、箸、割り箸、お銚子などになります。

ちょっと開いてきしませると、船の櫓の音になったりします。

少しずつ開くいていくと、手紙になります。

開ききった扇子は大盃になります。

これを飲み干せば、酔っぱらいになりますよね。

IMG_0509            舞踊で芸者衆などの粋な踊りで使う扇子

すべて演者の腕の見せ所です。

いかに臨場感あふれる風情を出すか。

芸の道は一夜にしてならず。

なかなか難しいものです。

見てくださる方が喜んでくださる、楽しんでくださるというのが演者の最高の喜びですね。

本日もお読みくださいまして、ありがとうございました。

楽しい一日をお過ごしくださいませ。

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“和のたしな美塾” 講座。

6月20日は、

江戸庶民の生活術に学ぶ「環境に優しいエコな生活術」

6月8日と7月7日は浴衣のたしな美で、

若々しく見えるポーズと櫻本 ゆかりさんのポイントメイク、

書家林 洋子(林拓鶯)さんのお話、和食のテーブルマナーなどを行います。

詳しくはこちらをご覧ください。

→→ http://derivejapan.com/course/

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Mar 23, 2014

素敵な方々に囲まれて〜第2回 "和のたしな美塾" 講座〜

第2回 ”和のたしな美塾”講座を終えて  

~旧きを訪ねて新しきを知る~

 

3月20日、冷たい雨の中、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

「穀雨」という季節雨は、植物にとっての恵みの雨ですが、人にはちょっと辛い雨ですね・・。

 

今回も素晴らしい方々においでいただいて、楽しいひと時を過ごさせていただきました。

二次会でのお茶会でも、縄文時代の平和な母系社会の話に花が咲き、女性パワーで盛り上がりました。

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(株)アド・ウイングの塙喜吉さんからは、初出版記念ということで、

赤ワインと小冊子の表紙をシールにしたラベルをプレゼントしていただきました。

塙さんには、小冊子を作成する際にそして毎回の写真撮影でお世話になっています。

 

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江戸庶民の間で流行した三味線音楽。これは元々琵琶法師など盲人音楽家が生み出した楽曲。江戸の町の路地を歩けば、三味線の音色が流れ、長唄や常磐津の師匠が軒を連ねていたといいます。嫁入り前の娘は三味線、琴や踊りも習っていました。武家の家にご奉公に上がるにはこういう習い事が条件だったそうですよ。男性も小粋な女師匠に憧れて習っていました。

 

長唄の中でも一番古い曲でおめでたいときに舞われる『七福神』

講座の前半でそのお話を少ししました。

そこでは、古事記で述べられている壮大なる日本の国づくりの話がなんと登場します。

なぜと思うでしょう。そこが江戸の人の素敵な感性です。大好きなところです。踊りというのは、神仏に見ていただき、どうぞ受け取ってくださいという想いがとても強かったんだなあとつくづく思います。いつも神仏がそばにいたのですね。
七福神のうち日本の神様は恵比寿様だけだったということはご存知でしたか。

 

今回はお集りの方々がお互いに初対面ということでしたので、

講座後半では、江戸のホスピタリティーの心意気を学んでいただき、その後で名刺交換をしながらいろいろ交流を深めていただきました。

 

この講座の中で出会う方々皆さんが末永く縁(えにし)で結ばれ、日本のこころ、和のこころで、分かち合い、助け合い、それぞれが応援し合える間柄になれるようにと願っています。

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最後に、長唄『七福神』のチラシの部分、

縄を引き締めるようにこのご縁が長く続きますように、

皆様に幸あれ、という祈りを込めた踊りで締めくくりました。

 

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 今回の講座にご参加くださった皆様のご感想

お集りの方々、みんな素敵ですね~!というお言葉に、私も鼻が高いです。

 

 

加藤勢津子さん ~40代の女性が自分らしく生きるための心理カウンセラー~

加藤さん
江戸時代や和の話が好きです。日本の女性の生き方や社会のあり方まで、本日参加された方々とも共有できそうで、嬉しかったです。

 

 

高橋寿於さん ~屏風や掛軸に絵を描く斬新さを取り入れた日本画家~

寿於さん
Facebookで宮本さんの投稿記事に興味があって、お話を聞いてみたかったです。本日参加された皆様が同じ和の心や志を持ち、表現方法は違っても方向が同じだということを感じました。

 

 

櫻本ゆかりさん ~フェイシャル&メイクサロンさくら代表~

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日本人のDNAは素晴らしいと思っていましたので、それを伝承したいと思っていました。日本の伝統文化をますます学んでみたくなりました。
素敵な方々と出会えて感謝です。

 

 

千藤麻乃さん ~マインドブロックインストラクター~

千藤さん
江戸博物館での浮世絵展を見て以来、江戸への興味がわいてきました。今日のお話を聞いてもっと江戸女性のことを知りたいと思いました。

 

 


千葉博正さん 
~Facebookマスター講座講師~

千葉さん
大阪の友人が古事記や日本書紀に詳しいので、以前から興味があり、今日は勉強ができてよかったです。素敵な方々が集まっているので、交流の場としても楽しかったです。冊子は女性の立場から書かれていますが、日本人として学ぶものがたくさんありました。

 

 

水嶋康男さん ~原子力規制委員会技術参与ほか~

水嶋さん

 

和のこころを少しでも知りたいと思って参加しました。知らない歴史を教えていただいて、大変参考になりました。

 

 

 

蔵多のり子さん ~代謝美容・未病サロンマノマッジオ代表~

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江戸の女性、和のたしなみに興味がありましたので、本日は貴重な情報をいただき、ありがとうございました。
参加者の方々も素晴らしい方々ばかりでした。

 

 

赤塚このみさん ~みんなのチアリーダー「アッカー倶楽部」代表~

このみさん
「恕」と「祈」。ゆるす心と祈る心を感じる講座です。江戸の庶民や女性の生き方から学べることが多いです。冊子はお母様のことも交えながら、あくまで喜恵子さんの言葉でつづられていることに好感が持てます。現状を当たり前と思っている現代人全員に読んでいただきたい冊子を丁寧に作って下さって感謝しています。

 

 

真下吉弘さん ~知的シニアライフをエンジョイされ、自費出版の著書も多数~

真下さん
宮本さんのコラムの内容がいつも素晴らしいので、会って一度お話を聞いてみたかったです。想像以上に素晴らしい女性でありました。冊子には、現代に活かせる知恵が多方面に記述されていて、改めて江戸を見直しました。

 

 

中島裕実さん ~Facebookページ「神社ってイイネ!」主催~

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各分野でご活躍の皆様のお話が面白かったです。冊子から江戸の庶民の知恵を勉強させていただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

このほかに、長唄『七福神』の話、これはなかなか人に教えてもらうことができないので、とても勉強になりましたというご感想もいただきました。

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江戸商人はお互いの商売が共倒れにならないようにと、互助の精神で商いをしていました。

また、江戸は火事や災害が多かったので、武士も町人もそれぞれ町ぐるみで人と人とのつながりを大切にして生きていました。一夜にして大切な人、家も物も失うという人生が一変してしまう体験をたくさんしていたからですね。私たちだって、あの3年前の大震災を経験してきました。災害に立ち向かう江戸の人々の心意気は現代の私たちにも大変参考になると思っています。

小舟町の提灯
こうして、この講座に集う皆様にも、そんな江戸の心意気を学び、実践していただきながら、お互い心を通わせ、応援し合い、ともに日本のこころを、たしな美の心を広げていきたいと願っています。

またご参加いただいた皆様と集える機会を持ちたいと思っています。

私の一つの夢

オリンピックの年にビッグな祭典に趣向をこらした企画で、是非皆様にも参加していただけたらいいなあと念願しています。

日本の和のこころを世界に広げていきましょう。

是非よろしくお願いします。

―――――――――――――――――――――――――

次回の講座は、

平成26年4月24日(木)午後2時15分~4時45分です。

そして、その次は・・・。


詳しくはこちらをご覧くださいね。
→  http://derivejapan.com/course/

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