木綿の心地よさ「浴衣」

おはようございます。

浴衣はこれからが本番ですね。

夏に向けてぜひ気軽に着ていただきたいですね。

 

木綿の肌触りの気持ちよさ、通気性のよさなどなど、味わってみると、

清々しいものです。

先日の「浴衣のたしな美講座」で、男性陣の浴衣姿はほれぼれするするようでした。

きちっと決まると、やはりいいものですね~。

もちろん女性もしっとりと、さすが大和撫子でした。

 

 

出目金

 

 

 

浴衣の歴史は意外と古いのです。

平安時代から始まりました。

上層階級の人たちが湯あみをするときに着用したのが始まりです。

麻の単衣の着物を着ました。

「ゆかた」は「湯帷子(ゆかたびら)」を略した名称です。

 

風鈴2

 

 

江戸時代になると、湯屋(銭湯)が発達して、湯上がりのくつろぎ着として

用いられたのです。

やがて庶民の普段着として、広まっていきました。

 

麻布は庶民にはまだまだ贅沢品でした。

江戸の天保の改革で、庶民にも倹約が強いられたことから、

木綿の浴衣が普及すようになったとも言われています。

それでも、庶民にとっては木綿も高価でしたから、みんな大切に着たのですね。

 

 

佃島

 

 

現代は夏の単(ひとえ)の着物として、

日中の外出時や花火大会、屋形船のお楽しみにも着用されるようになっていますね。

 

 

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日も笑顔の一日になりますように。

 

 

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7月19日(土)
天職発掘 最強天活塾 ゲスト講師として
午後3時〜銀座フェニックスビル
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〜江戸の女性は自分軸を持っていた。
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7月24日(木)午後2時半〜
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スイカと団扇