私は着物や浴衣を着て、長く踊りをやってきました。
江戸の女性は自由でぶれない生き方をしていただろうなということを、
実際に着物を着てみると、経験的にそう思うのです。
「地に足がついた生き方」という言い方をしますが、
その「地に足がついた」というのは、
日本の伝統芸能にもそのヒントを見ることができます。
元々は、籾(もみ)を田んぼに撒いて、発芽して順調に稲が育つようにと、
田の神、地の神に祈ることから芸能が生まれましたね。
大地の神の霊を呼びさまし、五穀豊穣を願う。
大地からとれたお米や作物に感謝をしてを生きてきた。
そこに着物を着て行う芸能がいつもあった。
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そんなお話も講座の中でしています。
日本人の立ち振る舞いや考え方は、先人たちの生き方からきていたのですね。
興味がありましたら、是非いらしてください。
お待ちしていますね。
“和のたしな美”講座
9月15日(月)午後2時~4時
女性限定~浴衣でアンチエイジング・基礎編