日本の神様2「天之御中主神」

【日本の神様2

皆様、おはようございます。

日本最古の歴史書「古事記」。

天皇統治の由来と王権による国家発展の歴史を説いています。

最初に登場する神、しかも一度きり。

その名は、宇宙神 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)。

神様2

 

「古事記」では、神が現れるときには「成った」という表現を使っています。

時空の揺らぎから宇宙が「成った」とい現代の物理学理論と同じような表現をしているのが面白いですね。

古代の日本人は今のような宇宙観を抱いていたのでしょうか。

もしかしたら、今よりも優れた感性を持っていたのかもしれませんね。

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高天原に成りいでた神、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)。

宇宙の創造そのもの、宇宙の中心に座す神様です。

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「神様カード」では、変容の時といいます。

「変容」とは、今まで見えなかったもの、感じなかったものに気づくということ。

風に揺れる八重桜の花びら。

今まで感じなかった、この繊細で美しい色、形、しなやかさ・・・。

全てが宇宙と一体・・・

宇宙を神と例えるならば、全てが神が創りたもうたもの。

それを感じて感動している自分も宇宙と一体で生きている・・・

私たちもこの宇宙と同じ・・・

同じエネルギーを持っているのです。

何も恐れることはないのです。

いつも宇宙神である「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」と

一体であるのです。

私は宇宙そのもの。

神の創りたもうた尊い器。

そう感じることができるのが「変容の時」。

素晴らしい自分に感謝を捧げましょう。

さあ、今日も愛と感謝いっぱいに。

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