お茶席で使われる禅語「即今々々 (そっこん そっこん)」。
桃山・江戸初期の禅僧江月宗玩の言葉です。
宗玩は、お茶を一服いただいた後に「即今」と書をしたためたといいます。
今この瞬間が大事であるのだ。
昨日は既に過ぎてしまって、明日は分からないのだから、今を精一杯生きなければならない。
今は過去と未来、始まりと終わりをつないでいる凝縮された
一点。
茶室でのこのお茶を飲む瞬間が人生のすべてであると。
この瞬間が幸せなら、人生は幸せ。
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今この瞬間が今を生きることのすべてであるなら、
例えば、スマホの手を止めて、目の前の人の話に耳を傾けることだって、
今を生きることになるということですね。
反省です・・。