たしなみの言葉1「続けざまですみません」

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今日も”和のたしな美塾”から

たしな美人「和の雑学」をお届けいたします。♡

 

「続けざま」

この言葉は、言葉としては聞いたことがあっても、

いざ使うとなると使いにくいかもしれません。

「続けざま」は、

1)続けて同じことが繰り返されるさま。(続けざまに踏切で事故が起きた。)

2)同じ動作がひき続いてやまないさま。敵の応酬が続けざまにやってきた。

3)連続するさま。(電話の音が続けざまに鳴り響いた。)

こんな用例が考えられますが。

「続けざま」に助詞の「に」がつく使われ方がほとんどですね。

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ですから、

「続けざまですみません。」と、

助詞の「で」をつけて、

こんな言い方をしたら、素敵ですね。

オフィスで相手先に、

同じファックスを連続して何度も流してしまったとか、

メールで用件を立て続けに何度かにわたって送ってしまったとか、

同じく、ああ、これもあれもと、数分ごとに電話で何度も尋ねてしまったとか。

こんな経験がありますよね。

 

そんなときにこの言葉

「続けざまですみません。」

「続けざまの電話で申し訳ありません。」

 

の心からの一言を添えると、

 

こちらの謝罪の思いがぐっと伝わり、

相手もまあ、しようがないかという気持ちになりますよ。

是非使ってみてくださいね。