【七十二候から】31 「温風至る(おんぷういたる)」

【七十二候から】31

「温風至る(おんぷういたる)」

皆様、おはようございます。

そろそろ梅雨が明け、夏の熱風が吹き始める頃。

梅雨が明けて、本格的に夏になる頃を「小暑」よ呼びます。

梅雨明けはいつ頃になるのでしょうか。

もうすぐですね。

梅雨明けの頃に吹く風を「白南風(しらはえ)」と呼ぶそうです。

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白い南の風と書きますね。

白は雲の色。

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「白南風」は、梅雨が明け、黒雲が去って空に巻雲や巻層雲が白くかかる頃、

そよ吹く爽やかな南からの季節風のことを、そう呼ぶのですね。

漁師さんたちが海へ出る目安としていました。

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短冊

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七夕の今日、星に願い事をしましょうか。
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新暦ではちょうど梅雨の時期ですので、天の川が見えないことが多いですね。

織姫と彦星は、

雨のために天の川を渡れない時には、

それぞれカササギに乗って会いに行くといわれています。

天空を仰いで何も見えないとしても、

きっと二人は、今宵も一年に一度の逢瀬を楽しむことでしょう。

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天の川銀河と星空