和のこころ〜大自然との一つの大きな命

日本人は大自然と共に「一つの大きな命」として調和する民族でした。

しかし、いつの間にか、現代は科学技術の力で人間本位の快適さのみを追求し、

私たちを生かし恩恵を与えてくれる「目に見えないもの」に思いを馳せること、

「祈る」ことを忘れ去ってしまいました。

現在、「祈り」は、欧米では最先端の研究分野として、医療や医学の分野でその効果が報告されているそうです。

日本でも研究されていくことを期待したいですね。

奥秩父

DNA解明の世界的権威、筑波大学の村上名誉教授が言います。

教授は長年遺伝子という極小単位の精緻で絶妙なる存在と機能を目の当たりにして
きました。

そこには、人智をはるかに超えた叡智を感じ、

目には見えないけれども「大いなる何か」=「 サムシンググレート 」

確実に存在することを実感してきたそうです。

そして、その「大いなる何か」=「 サムシンググレート 」に

畏敬の念や祈りを捧げるようになったそうです。

大自然と共に「一つの大きな命」「一つの宇宙」として調和して生きてきた先人たち

のように、今一度、現代人は本来の生きる立ち位置に戻っていきたいですね。