【七十二候から】23
「紅花栄う(べにばな さかう)」
皆様、おはようございます。
紅花が一面に咲く頃とされています。
紅花は山形の県花。
紅花は「見てよし、染めてよし、食べてよし」といわれます。
カルサミン(赤)とサフロールイエロー(黄)の二つの天然色素が美しい紅花染めを作ります。
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紅花は女性には馴染み深い口紅の染料でもありますね。
江戸時代には「紅一匁(もんめ)金一匁」といわれるほど、高価なものであったようです。
女性が鏡の前で薬指でそっと「紅を差す」なんて、
大和撫子の麗しい姿をイメージさせてくれます。
高価なものゆえ、
うきうきしながら、
紅を差した時のお顔がパッと輝く様子が目に浮かびますね。
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女性はいつもオシャレをして、輝いていたいものです。
雨の朝を迎えましたね。
皆様、今日もすべては完璧、大成就でありますように。