八十八夜は、田植えシーズン到来の合図

おはようございます。

花過ぎて よし野出日や 別れ霜 (几董・きとう)

立春から数えて88日目にあたる今日5月2日は、「八十八夜」と呼ばれます。

「八十八夜の別れ霜」と言われるように、晩霜の被害が心配された気候も、

八十八夜を過ぎればもう霜が降りることはないと言われていますね。

「別れ霜」は、「忘れ霜」「名残の霜」などともいわれるそうです。

何とも、詩的な表現があるものですね・・。

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この日を境に、農作業にとっては好い季節となります。
また、八十八を組み合わせると、「米」の字になることから、農事にとっては重要な意味を持つ日でもあるそうです。

あちらこちらで田植えが始まりましたね。
私の郷里の宮城では、毎年連休前後から田植えが始まります。
昨年は寒さのために代掻きも遅れていましたが、今年はどうでしょうか。
今東北新幹線で宮城に向かっているところです。

 

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日本は「瑞穂の国」と呼ばれていますね。

みずみずしい稲穂のことを瑞穂(みずほ)といい、
稲が多く取れることから瑞穂の実る国ということで、
「瑞穂国」(みずほのくに)、
「豊葦原千五百秋瑞穂国」(とよあしはらの ちいおあきのみずほのくに)と、
日本国の美称として用いられています。

 

お米作り、これからが忙しくなりますね。

手前をかけ、夏にはお米の花が咲き、
秋にはたわわに稲穂が実り、秋の収穫、豊穣のお祭り・・、
今年も秋の新米を楽しみにしていきたいですね。

 

今日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。

楽しい一日になりますように。

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和のたしな美塾” 講座。
5月は少し趣向を変えて江戸吉原のお話をします。

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どうぞ遊びにいらしてください。

 

 

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