赤崎教授の快挙〜和の精神・歳をとることは尊敬されること

日本の脳科学者である松本 元(まつもと げん、1940.11.24 – 2003.3.9)氏は、

神経細胞が巨大で観察しやすいヤリイカの人工飼育法の開発や神経細胞の研究、

そして脳型コンピュータの開発を手掛けた人です。

松本氏は、『愛は脳を活性化する』という著書の中で、以下のように述べています。

「脳にとっては、イメージが先で現実は後である。

出来たとイメージすれば、それができるように脳が働く。」

目の前の小さな夢でも、将来の大きな夢でも、まず自分がやり遂げた、

それが実現したと意識し、イメージすれば、それができるように、できるように

脳が働いてくれるということです。

秋空とコスモス

昨夜は今年のノーベル物理学賞の発表のニュースで湧きました。

LEDは1960年代に赤や緑色が開発されてきましたが、光の三原色のうち青色は素材の結晶作りが難航したため、「20世紀中は無理」だと言われてきたのですね。

世界中の多くの研究者が手を引いていく中で、赤崎教授は「絶対あきらめなかった」と言っていました。

そして、86年に窒化ガリウムの結晶化に成功させ、その後世界で初めて青色LEDを実現したということです。

脳というのは偉大な働きをするものですね。

目先のことに一喜一憂せず、できると信じて、そうイメージしながら、
あきらめずにコツコツとやっていくことこそ、脳が応援してくれるのですね。

更に言えることは、赤崎教授(名城大学終身教授)が85歳というご高齢である
ということです。

「歳をとる」の「トシ」とは、ト(統合)をシ(示す)という言霊に語源があると
いうことです。

「歳をとる」ということは、環境からあらゆるものを取り込んで自分のものに消化
吸収することを意味します。

もともと歳をとることは、洞察力に優れ尊敬されることだったのです。

言霊の語源にも多くの学びがありますね。

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和風ウォーキングと言霊48文字カタカムナの響きの学び

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