江戸の循環型社会を見つめよう

おはようございます。

 

『江戸の女性の自由でぶれない生き方講座』

私が作成しました小本『江戸の女性が大切にしていた八つの知恵』

をベースにして、今年の2月から講座を始めました。

大勢の方にご支援をいただき、少しずつ歩み始めています。

心から感謝しています。ありがとうございます。

 

講座の内容は、日本のこころを思い出す教養講座と、

江戸商人が大切にしていた人との関わりのポイントなどもロールプレイングの中で
織り込みながらの実践講座を行っています。

 

今月は、私たちの生活や生活の見直しに役に立つものをと考えまして、

江戸庶民の生活術に学ぶ
「環境に優しいエコな生活創作術」と題して、

 

日時:6月20日(金)午後2:00~4:30
場所:東京都渋谷区恵比寿4-4-11

「備屋珈琲店」恵比寿店

→ https://www.facebook.com/events/290432257798304/

 

を行います。

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お米は日本人にとって大切な食べ物ですが、

江戸の人たちは藁(わら)の用途にもいろんな工夫をしていたのです。

今日はそんなご紹介をします。

 

江戸時代には、藁がなるべく多くとれる品種づくりをしていました。

現代は、藁があまり出ないものに品種改良をしているのですが、

江戸時代には藁を最大限利用したのですね。

 

藁の半分を堆厩肥(たいきゅうひ)として、3割を燃料として、あとの2割を藁製品として用いたのです。

藁製品には、敷物、履物、米そのものを詰める俵、都市江戸でも男の履物としてのわらじや草履などがありました。

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燃料は燃やすと藁灰になって、農家は田畑に肥料として入れたり、灰を買う商売の人、灰買い屋が来て、紙すきだとか、釉薬(うわぐすり)にもしました。

はきつぶしたわらじや草履は、町の辻に捨てる集積所があり、それもまた堆肥にしたり、お風呂屋さんが燃料にしたりしました。

 

見事な循環型社会を営んでいた時代が、
今から160年ぐらい前まではあったのです。

まるで絵空事のように思われがちですが、

未来の日本や地球を考えれば、いろいろ考えていくことが必要な気がします。

身近なことから何かご一緒に考えてみませんか。

サクラ
本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

心豊かな微笑みの一日になりますように。

 

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“和のたしな美塾” 講座。

6月20日は、

江戸庶民の「環境に優しいエコな生活術」から

女性の生き方を学ぶ。

 

☆メルマガご登録の方は、講座料10%割引

 

詳しくはこちらをご覧ください。

→→ http://derivejapan.com/course/

 

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