小泉八雲からふるさとを想う

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン、「幽霊」などが有名 )が日本にやってきたのは、1890(明治23)年。

父はアイルランド人、母はギリシャ人。

彼は、ニューオーリンズで遣り手の新聞記者として、またニューヨークで新進気鋭の作家として、活躍していたのですが、

一転して日本の島根に来て英語教師となり、翌年小泉セツと結婚。

合理主義、科学主義に生きていた人が、日本の素晴らしさを身をもって体験していきました。

彼は、ドナルド・キーンなどと並ぶ欧米への日本と日本文化の紹介者でもあります。

彼は、明治以降の日本が近代化への変革に躍起となって、変わりゆく姿を見て、

日本人が大切なものを失いかけていくことをとても残念に思ったのですね。

From Amr5

彼が愛したもの、例えば、それはーー、

遠くのお寺の鐘の音。

宍道湖の漁師が、昇ってくるお日さまを拝む柏手の音。

木の橋を渡る下駄の音。

荷車の音………

「美しいのだ、とてつもなく」と彼は言います。

日本人には当たり前の日常生活の音だったでしょうに。

私たちも今となっては、もう耳にすることもできないものがたくさんありますね。

小泉八雲は、日本人にとっても祖国の文化を顧るよすがとなる人。

八雲を通して、失いかけた日本の感性を少しでも呼び覚ましたい、

今そんな時なのかもしれません。

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10月にも行います。

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