【七十二候から】4 「土脈潤い起こる」

【七十二候から】4

「土脈潤い起こる(どみゃく うるおいおこる)」

皆様、おはようございます。

雨水」の初候。

昨日東京から郷里の宮城に来ました。

重たい雪が溶けて氷が溶け出し、降る雪も雨へと変わりつつあるようです。

アイスバーンから開放され、ドライバーは安心の心持ちですね。

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早春の暖かい雨が大地に降り注ぎ、すべてが潤い目覚める頃。

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江戸中期には、お伊勢参りが庶民の間で春の行楽として流行したそうです。

自由に旅ができないご時世でしたが、お伊勢参りは通行手形を認められたのです。

一生に一度でも行きたい庶民の夢。お伊勢参り。

江戸からお伊勢まで15日という長旅。

伊勢から京や大坂まで足を伸ばして、春を満喫したのでしょう。

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健脚ぞろいのこの時代。

春の旅はさぞかし楽しかったことでしょうね。

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皆様、今日もすべては完璧、大成就の日でありますように。

いつもありがとうございます。

紅梅