折り合いをつけて生きてきた日本人

おはようございます。

 

外国人が撮影した100年前の日本の風景の写真を見て、

日本人は何を得て、何を失ったかと問われれば、

複雑な思いにだれしもとらわれるものだと思います。

 

 

東日本大震災以来、どうしても目をつぶれない大きな問題に日本は直面しています。

そして、国内外を見回しても心配事はいっぱいあります。

 

 

昨日投稿した江戸の循環型社会について考える上においても、

人によってさまざまな捉え方があると思います。

 

 

青空と森林

 

 

 

さて、日本には「折り合いをつける」という言葉がありますね。

 

 

「折り合いをつける」というのは、

 

譲り合って解決すること。

人と人との関係を良くすること。

 

ですね。

 

更に、日本はお米や農作物をつくる上で、自然との「折り合いをつける」ことを
うまくやってきた民族だと思うのです。

決して対立したり、征服したりしてきたのではないのです。

 

 

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き


  ~宮澤賢治の「雨ニモマケズ」から~

 

のように、

穀物の実りの大事な時期に長雨や雹(ひょう)が降ったり、

突然霜が降りても、大自然の力に人間はかないません。

 

お米の花が咲くころに台風や潮の被害があって、お米の花が受粉できなかったとしても、人間の力は到底及びません。

おろおろして、涙を流すだけです。

 

 

秋の実り

 

 

 

日本人の気質を幾つか挙げてみます。

 

勤勉、真面目で、忍耐力に富み、相手に対してへりくだることを美徳とすること。

 

すべてを包み込んでしまう寛容さを持ち合わせていること。

 

生きとし生けるもののすべてに神性が内在することを無意識に認めていること。

 

争いを嫌い、和を尊び、大自然を愛していること。

 

これは自然との共生と調和の中で育まれた私たちのDNAがそうさせるのだと思います。

 

日本の「折り合いをつける」という言葉は、

 

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

~宮澤賢治の「雨ニモマケズ」から~

 

にもよく表れていますね。

 

 

白川郷

 

日の出とともに起きて、太陽に向かって柏手を打ってお天道様を拝していた日本人の姿に、外国の人はだれしも心を打たれ、畏敬の念をもったということです。

 

天地自然の中で生かされていることを先人たちはよく知っていました。

 

街灯がない時代、満月の明かりで用事を済ませることができて、ありがたい。

お米も作物もみんなお天道様のおかげで、ありがたい。

食する魚や肉も、その命をいただいて、ありがたい。

 

 

そんなことを見直すことこそ、今現代人は必要なのではないでしょうか。

 

 

森林

 

 

私は思うのです。

いつも歩く足下の道、乗る電車、仕事をしている建物やオフィス、

机や備品に至るまで、

「ありがとう」を言ってあげていますか。

いつも憤りや不満などばかりをぶつけてはいませんか。

みんな存在を認めてもらい、感謝されたら嬉しいのです。

 

周りのものに「ありがとう」を言い続けているだけで、

もう日が暮れてしまいそうです・・(笑)。

 

 

“和のたしな美塾”講座はそういう先人の心を大切にしたいと思っています。

そういうことをともに学びたいと共感くださる方をお待ちしています。

 

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

「ありがとう」が溢れる一日になりますように。

 

 

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折り鶴