浅草の「羽子板市」

皆様、おはようございます。

うつくしき羽子板市や買はで過ぐ         高浜虚子

浅草浅草寺で有名な羽子板市(12月17日〜19日)は、今日までです。

 

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羽子板市の歴史は江戸時代にさかのぼります。

江戸時代貞享年間(1683~87)の頃、江戸浅草観音の境内で正月用品や縁起物を売る店が集まり、「歳の市」と呼ばれましたが、

江戸随一の市として賑わい、そこで「羽子板」も売られていたそうです。

 

明治中期から主要販売が始まり、昭和25年頃には「羽子板市」として歳末の風物詩に定着しました。
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羽子板市女性の売り子無料

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江戸情緒ある歌舞伎の絵柄に加えて、話題の社会風刺、時事や人気タレントなどを題材にした変わり種羽子板など多彩な作品が販売されます。

今年は、人気ドラマの「あまちゃん」でヒロインを演じた能年玲奈さんと「半沢直樹」で主演の堺雅人さんが並んだユニークな羽子板や、プロ野球楽天の田中将大投手の羽子板も見ることができます。

 

私の英語版ホームページのトップページに載せている羽子板もこの浅草の「羽子板市」で買ったものです。
当時、3000円で購入しました。
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日舞の舞台前の総ざらいのお稽古の帰り、もう市が閉まる寸前でしたので、安くしていただきました。「藤娘」の羽子板です。日本舞踊を代表する演目の一つですね。

思い出の羽子板になりました。
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