たしなみとしての食事の作法として、
箸の取り方、お呼ばれされた席での作法など、
既に平安時代から『富家語(ふけご)』で
関白藤原忠実(ふじわらのただざね)が述べています。
江戸後期になると、更に仔細に食事の作法を書き記しています。
『貞丈雑記』では、客はもてなしとして出されたものを美味しそうに、
進んで食べのが、もてなす側(亭主)に対しての礼儀であると、
飲食の部では始まります。
日本料理をいただくときの細かな取り決めが、
実は日本人としてのたしな美として、
今も小さい頃からの躾として続いているのですね。
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江戸の面白講座
8月28日(木)午後7時~9時
対決!江戸のファーストフードvs現代のファーストフード