笑顔も世界一になあれ〜会釈のまなざし〜

今日も昨日に引き続き、笑顔のお話をしますね。

 

昨日、この微笑み返し(「すれ違いのまなざし」)の記事を書いた後、道を歩きながら、電車に乗りながら、人の表情を観察してみました。

 

道路工事のために通行する人を誘導するおじさん、すれ違うとき、無言です。

電車に乗って通路をはさんで座ったおじいさん、私の顔を怖い顔でじっと見ています。

時折、電車の中でじっと顔を見られていることがありますが、あまりいい気持ちはしないものです。

むしろ、どうしてそんなにジロジロ見るの?と、反感を買われるかもしれません。

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みんな別に、悪気があるわけではないと思うのですが、あまりにも仏頂面の人が多すぎます。

別に怖い顔を意識的にしているわけではないのでしょうが、ちょっとほほえむとか、愛想がよいほうがその場が和みますね。

 

 

背広姿の男性が何やら慌てて出勤するときに、道を譲ってくれた女性に、ちょこっと会釈して、にっこり、お礼をする。

 

なんのことはないことなのですが、

この「会釈のまなざし」

さりげないこの動作が自然にみんなができるといいなあと、思います。

 

毎朝、エスカレーターを使うとき、女性を押しのけて、我先に乗ろうとする男性の多いこと、多いこと。必死の様子で、しかも無言です。

日本人には「レディーファースト」なんていう概念がないんだなあと、つくづく思うのです。

 

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「会釈」とは、もともとは仏教用語の「和会通釈(わえつうしゃく)」からきた言葉です。

 

異なる経典の中で内容が共通する部分をすり合わせるという意味だったそうです。

 

お互いに、ちょっとすれ違うときに、見ず知らずの人でも尊重し合う、そんな心のゆとりがほしいものです。

 

 

商品でもサービスでも、日本は世界一。

笑顔も世界一になれたらいいですね。

 

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