山暮れて紅葉の朱を奪ひけり (与謝蕪村)
寂しさをともなう秋の夕暮れに、燃えるような赤く色づく紅葉を手にとって、
火の温もりを感じているような、そんな思いが伝わってきます。
江戸の男性にはユーモアのセンスや駄洒落が求められたなんて、
昔流行ったコマーシャル、三船敏郎さんの「男は黙って⚪︎⚪︎ビール」とは大分違いますね。
現代もウーマンズパワーが光っています。
女性の起業家も増えてきていますね。
江戸の妻たちも、才覚を働かせてアイディアビジネスを行なっていました。
仕入れにお金をかけず、サービスと愛嬌で売っていたそうです。
妻のほうが収入が多いのも珍しくありません。
アルバイト的に洗濯や家事の代行をするなど、単身赴任者が多い江戸では、女性が一生働き口に困ることはなかったそうです。
夫も妻を支え、夫婦関係は平等で、互いによきパートナー。
現代に通じるものがありますね。
江戸の町はエコ社会、循環型社会だといわれていますが、
仕事にも生かしていたなんて、お見事ですね。
お金をかけなくてもできることとって、今の時代、どんなものがあるでしょうか。
身の回りの断捨離グッズにもいっぱいアイディアがありそうです。
今日はそんなことを考えてみませんか。