ちゃんこ鍋は和をつくる

おはようございます。

寒い日が続いていますね。

こういう日は、やはり夜は寄せ鍋でしょうか。

 

江戸三大娯楽といえば、歌舞伎・遊郭・相撲でした。

この相撲力士が食べるのは「ちゃんこ鍋」。

 

「ちゃんこ」は相撲料理のことを指しますね。

昔、相撲部屋の料理人をつとめていた古参力士のことを、

みんなが「おとっつぁん」という意味合いを込めて「ちゃん公」と呼びました。

それが「ちゃんこ」の始まりのようです。

 

「ちゃんこ鍋」は、鶏ガラをだしにしてスープをつくるものがポピュラーだそうです。

 

もともと、相撲部屋の家庭的な雰囲気をつくるために、鍋料理が取り入れられました。

 

第19代横綱常陸山(ひたちやま・大正3年引退)が考案したものです。

 

「和やかな家庭的な雰囲気はみんなで囲む鍋料理に限る。」

家庭だけではなく、仲間とのコミュニケーションでもみんなで鍋をつつくというのは必要なことですね。「寄せ鍋」の「寄せ」とは、人が集まる意味もあるのですね。

今日もあったかくして、お過ごしくださいね。

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